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マヘリア・ジャクソン [音楽]

この時期
普段以上によく聴く歌手の方がいる。

マヘリア・ジャクソン

ゴスペルの歴史的大歌手であり
1971年の春には来日もしたことがある
偉大(という言葉ではあまりにも物足りない)な歌手である。

この人を初めて聴いた(観た)のは
「真夏の夜のジャズ」における名唱だった。
そのとてつもない
身体全体から響いてくるような圧倒的な歌に
聴いたその瞬間からもう完全に釘付けになってしまったものでした。

そしてそこで歌われた最後の歌「主の祈り」

泣いてしまいました…
もう年甲斐もなくただただみていたTVの前で泣いてしまいました。

それ以来マヘリア・ジャクソンは自分にとって特別な存在の音楽家のひとりとなり
そのアルバムのいくつかを購入
現在も繰り返し聴いています。

この1958年のニューポートのライヴはもちろんですが
二枚組みの「ゴスペル、スピリチャルズ&ヒムズ」
1967年の「インコンサート」
そしてクリスマス・アルバムと

正直全部で4組のCDしか持っていませんが
そのどれもが自分の愛聴盤となっています。

マヘリアの歌というのは
まるでこの大地からくみあげた魂の芯の部分を
そのまま身体ごとすいあけだ後に
全身をもって天に向かって祈り、捧げ、そしてどこまでも高く遠くへと歌い上げていくという
そういう感じのもので
もう何度聴いても身体ごと揺すぶられるような
強い感動をいつも受けてしまいます。

そしてまた明日も元気に前向きに生きていけるのではないかという
そういう気持ちにさせてくれるものがそこにはありますし
そこにはマヘリアの
「ブルースは失望失意を歌ったものでありゴスペルは希望を歌ったもの
人はゴスペルを歌うことによって悲しみを癒すことができるのです。」
という言葉をいつも強く思い起こさせるものがあります。

時期的には特にクリスマスアルバムをよくこの時期聴きますが
特に「山の上で告げよ」と「きよしこの夜」は
いつ聴いても言葉がないくらいの感銘を受けています。
最近、あわただしい年の瀬になっても
以前ほど気持ちがささくれだってこないのは
この曲をよく聴いているからなのかもしれません。

◎マヘリア・ジャクソン
(1911:10/26 ニューオリンズ - 1972:1/27 シカゴ)
アメリカ合衆国の黒人ゴスペル歌手。
5歳のときから父の教会の歌手として歌い、
16歳のとき両親とシカゴへ出たが
メードや看護婦として働きながら教会で歌いつづけ
1935年に初レコーディングをした。
やがてゴスペルの女王と呼ばれるようになった。

-以上、新音楽辞典、人名編より抜粋-


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コメント 2

bobcat

「真夏の夜のジャズ」を観た夜の興奮を忘れることはできません。
身体中が震え、熱く燃えました。
あのサッチモとマヘリアに、日本のステージで接することができた僕は幸せ者です。誇りでもあります。その思い出は生涯の宝物です。
マヘリア・ジャクソンを語って頂いて有難う!
by bobcat (2005-12-13 09:59) 

あいざーまん

bobcat 様

サッチモとマヘリア・ジャクソンを実際に聴けたというのは
羨ましいかぎりです。

自分はジャズを聴きはじめたのは1980年頃からで
偶然TVでみたオーレックスでのグッドマンのライヴからでした。
そして翌年のハンプトンのそれをTVでみてのめることとなるのですが
ハンプトンはともかく
グッドマン、テディ・ウィルソン、サミー・ディヴィスも
TVでの来日公演を観だけで終わってしまいました。
それを思うとあと数年ジャズを聴くのが早ければ
もう少し違ったことになっていのではないかと
そのへんは少し残念に思っています。

マヘリア・ジャクソン

ほんとうに心の中にストレートに入ってくる歌だと思います。
サッチモもそういう意味ではある意味同じなのかもしれません。
コメントを読ませていただいていたら
またマヘリアの歌を聴きたくなってきました。

コメントありがとうございました。
by あいざーまん (2005-12-13 21:49) 

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