アイスホッケーとオリンピック [スポーツ]
というより前回の2002のソルトレークシティーは
オリンピックというとアイスホッケーしかみてなかった。
じつはアイスホッケーはけっこう昔からみていた。
もっともTV観戦のみなのですが
1977年にソビエトナショナルチームとカナダ・WHAウィニペックジェッツが試合をし
攻守に隙の無いソビエトが個人プレーに頼るジェッツに3連勝した試合や
(このときのジェッツにはブレッド・ハルの父、ボビー・ハルがいたらしい)
どういう大会だったのか記憶に残ってはいないのですが
無敵の強さを誇っていたソ連選抜チームに
日本にいた外国人選手をを中心にした日本選抜が圧勝した試合などもみていたものでした。
(このとき負けたソ連のコーチが
「あんなに名前の知られている選手ばかりのチームに勝てるわけがない」
というようなことを話していたのがなんともおもしろかった記憶があります。)
でもそれらはなんとなくという次元でして
本気で観出したのはやはり1998年の長野オリンピック。
ほとんどの方は清水のスピードスケートや西谷のショートトラック、荻原の複合
そしてあの壮絶なドラマとなったジャンプ団体戦が印象としてあるのでしょうが
自分は直接観にいったアイスホッケーの二試合がとにかく強烈でした。
この大会、けっきょくはヤーガーとハシェックという
攻守に各々抜きん出たスーパースターをおくことにより
はっきりとしたポイントがチームにできたことで
じつにチェコに初めてアイスホッケーの金メダルをもたらした。
もっともそこにはビッグタイトルにそのときまて縁のなかったハシェックの執念と
チェコの高いモチベーションもあったのも事実だと思います。
決勝でぶつかったロシアも最高のチーム編成ではなかったものの
やはりヤシンやブレを中心にモチベーションと勝ち上がってきたチームでした。
そしてその四年後
今度もまた最もモチベーションの高いチームが決勝で激突。
かたや前年9月に同時多発テロを受けた地元アメリカ
そしてもう一方が半世紀ぶりの優勝を狙うホッケー王国カナダ
結果はカナダが後半一気にアメリカを突き放し5-2で優勝したが
ルミュー、カリヤ、サキック、アイザーマン、イギンラ、という分厚い攻撃陣は凄かったが
特にカナダの一点目、
ブロンガーから出たパスをルミューがあえて打たずスルーパスのような形で
さらにその向こう側にいたカリヤにまかせ
それをカリヤが最高のタイミングで決めたそれは飛び上がってしまうほど驚いてしまいました。
また四年前現役プレーヤーとして出場しながら
メダル無しという失意を味わったウエイン・グレツキが
総監督としてこの試合をみていたのですが
何点目だったかのカナダのシュートが決まったとき
立ち上がり拳をつきあげながらまるで
「みたか!カナダは世界一強いんだぞ!」
とでも叫んでいるような歓喜の表情をあげている姿もまた強烈で
このシーンにカナダのアイスホッケーに対する気持ちがもろに伝わってきたものでした。
さて今年はどうなるのでしょうか。
モチベーションとしては各々の大会の決勝で負けた、アメリカやロシアもそうでしょうが
長野で選手の国籍問題でガックリ首の骨が折れてしまい
またソルトレイクでもその雪辱に失敗したスウェーデンが
自分としてはそういう意味で最有力候補という気がします。
ただ今年は過去二回と違い
全チームが二つに分かれての総当り戦の後上位チームが決勝リーグへすすむというもの。
はたしていったいどうなるのでしょうか。
なんかとんでもなく意外なチームが出てきてほしいという気もしますが…。
とにかく今からとてもたのしみです。
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