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大洗の寂しい光景 [大洗とその周辺 (oarai)]

3月20日の大洗の「海楽フェスタ」は大賑わいだった。

臨海線は超満員で列車に乗れない人が続出。

海遊号は道の渋滞のため
水族館から駅まで一時間もかかり、
歩いた方が早かったというくらいの、
とにかくたいへんな人出となった。


なんかこれだけみてると、
いいことづくめという気がするが、
この日自分はいくつもそれとは真反対の光景を目にした。


すでに磯前神社の崩落した鳥居や、
願入寺の地震における社殿等の復旧がすすんでいない事など、
そこそこのものをすでに目にしていたが、
この二つもちょっと重いものを感じてしまった。


ひとつは水戸八景 巌船の夕照。

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期待していったらなんと展望がひらけていない。

もうなんか木々が茫々となっていて、
手入れ等がされていない。

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木の無い所もあるにはあるが、
展望の半分くらいのかんじだ。それが上の写真。

正直「これは…」と思ってしまった。

このため少し高い所に上ったがそこでようやく

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と見えるようになった。

だけどこれだと柵越しや、
設置されてる椅子に座ってしまうと何にも見えてこない。

行った時期が悪かったのかもしれないけれど、
正直これには失望してしまった。

水戸八景のひとつとして売りにするなら、
せめて木の剪定くらいはしてほしいという気がする。

まあ夕陽そのものがみえるそれには問題ないかもしれないけど、
なんかちょっとガッカリしたし寂しいものがあった。


そしてもうひとつは大洗リゾートアウトレット。

この大きなショッピングモールで、
今年3月で十周年となる。

「ここが何故?」

と思われる人がいるかもしれないが、
確かにマリンタワーに近い所はにぎわってるし、
この日もかなりの混雑と行列だった。


だがここからしばらく海浜公園の方に行くと、
どんどん人が減り始める。

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劇場版でも描かれていたこのあたりなど、
ほんと人がまばら。

ひょっとしてここに来る人が少ないので、
あえてここを舞台にしたシーンをつくったのかと思ったくらい、
それくらい静かだった。

平日はさらに閑散としてしまうのでは。

そしてこの光景。
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完全な空きスペース。

じっさいにはこの写真以外の場所にもあった。

音楽も静かで活気がほとんど感じられなかった。


あえてそうしている部分もあるかもしれないけど、
この空きをみるとかならずしも、
そうだとしたらあまり功を奏していない気がする。


たしかに横浜のある地下街も、
混んでる所と閑散とした所の差が激しいところがあるけど、
あそこの場合は交通の移動手段や、
各出口付近のビルの力関係が絡んでいるので、
しょうがない部分があるにはある。


だけどこちらはそういうものは無いので、
なぜこのようになっているのかよく分からない。

おそらく夏になると、
海浜公園側も人の出が増えるので、
若干良くはなるだろうけど、
だとしたらこの空きは何だということになる。


こういうのをみてしまうと、
ガルパンがらみはいいかもしれないけれど…、
という気がしてしまう。


今話題の大洗をもってしても、
このようにハッキリとした差、
恩恵を受ける受けないのそれがでてしまうのかと、
ちょっと何とも言えない気がしてしまった。


ただそうだとしても、
それを目で見て分かるようにするというのはやはりマズイ。

全部は無理としても、
一部空きを開放して多様な自販機を置いた休憩所にするとか、
観光案内所をつくるとか、
もしくは閑散とした場所の近くのどこかに、
水戸駅行きや
15時のフェリーの入港や18時のフェリーの出にあわせたもの、
さらには大洗駅行のバスを臨海線の水戸行の列車のダイヤにあわせて新設し、
新しくバス停を設けるとか、
人気テナントを呼ぶというより、
人の流れを変える仕組みを考えた方がいいような気がした。

とにかくみててこれも寂しい光景だった。


いっそのことガルパンかくれんぼを、
このアウトレットでも絵柄変えてやってみますか?

そういいたくなるくらいのものだった。



横浜の地下街とは違い、
いくらでもやれることがあるような部分はあるので、
このへんなんとかならないかなあという気がした。

いろいろと外から見えない問題があるにはあるんでしょうが…。

なんか、港、駅、アウトレット、…
みんなバラバラに分散してるようなかんじがして、
相互連携が弱すぎる気がするのですが…。

水族館と駅はともかく、
水族館と港やアウトレットとの連携も稀薄ですし…。



話は変わりますがこれとは別に、
ここで空きスペースの一部を使用して、
震災時の大洗の写真等を展示したスペースがあった。

311当時の大洗は直後のNHKの中継でも映されていた。

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たしかにこれも強烈な映像だったが、
このスペースのそれはさらに強いものだった。

簡素なつくりのスペースにある、、
そこに展示されてる写真の数々からみる大洗の当時のそれは、
想像以上に壮絶なものだった。

これはここに行ってそれをみないとわからないかもしれない。

それを思うとたった五年でよくここまでという気がする。


確かにこの町はガルパンで潤い復興してはいるが、
それはガルパンの力だけでなく、
この町本来の持つ力が呼び起された結果というのが正解だろう。


最近の劇場版で「ガルパンはいいぞ」と言う言葉がはやってますが、
そこには少なからず
「大洗はいいぞ」というのもじつは潜在的にあるからこそ、
あの映画がヒットし今の賑わいがあることを思うと、
先にあげたいくつかのそれも、
いずれこの町によって解決されていくだろうという気がする。


今はまだ寂しいところが散見されるが、
五年後にはそれが大きく変わっていることだろう。


この町はそれができるものがありますから。


ただガンバレとはあえていいません。


だってこの町はもう充分がんばり続けているのですから。
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阿伊沢萬

ちょっといろいろと思うことが多かったこのときの大洗訪問。特にアウトレットの南半分の状況はちょっと心配です。顧客をつくるためにも滞留しやすく、かつ人が南北に流れやすくなるようにしたいところなのですが…難しいんでしょうね。

ハムサブロー さま、nice!ありがとうございました。
by 阿伊沢萬 (2016-03-25 02:49) 

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