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巨匠の響きよ永遠に!藝大に遺されたレコード2万枚の危機を救う [クラシック百物語]

2013年に、世界的なSPレコード研究家、クリストファ・N・野澤氏(1924-2013)が半世紀以上にわたって収集したクラシック音楽のSPレコードコレクション2万枚以上と、愛用の蓄音機が東京藝術大学附属図書館に寄贈されました。

このコレクションは、クラシックでは国内最大級の規模を誇り、歴史的に貴重な音源が多数含まれています。しかも、SPレコードを蓄音機で聴くと、とても豊かでリアリティのある、素晴らしい音がします。

現在、コレクションの1割程度が利用可能な状態で、これらを使用して蓄音機コンサートを開催しています。しかし、残った9割のSPレコードは段ボールに入ったまま地下倉庫や図書館事務室に積んだままになっています。

2017年から2018年にかけて、現在、書架が満配の図書館が改築・改修され、レコードを保管する場所の目処が立ちました。これを機会にレコードを棚に並べたいのですが、重く、割れやすく、反りやすいSPレコードは、LPと違い縦置きの保存ができません。横向きに10数枚ずつ積んで保存する必要があるため、保存箱に収納して書架に並べる予定です。しかし、2万枚のSPレコードを保存するには、保存箱1箱に15枚入れたとしても1300箱が必要な上、何箱か重ねて収納できる丈夫さも求められます。

SPレコードを段ボール箱から保存箱に入れ替えることができれば、レコードリストを作る作業を始められます。また、リストが完成すれば、様々なテーマで蓄音機コンサートを開催することができます。2015年から蓄音機コンサートを10回以上開催していますが、使用したいレコードが見つからないことが頻繁にあります。

全てのレコードが使えるようになれば、蓄音機コンサートが開催できるだけでなく、演奏史の研究や、演奏家の研究に役立てることができるようになります。

そしてそういった活動や研究を通して、SPレコードと蓄音機というメディアの素晴らしさ、過去の大演奏家や忘れられた演奏家の素晴らしさを多くの方に知っていただきたいと考えています。


「 巨匠の響きよ永遠に!藝大に遺されたレコード2万枚の危機を救う」(クラウドファンディング - Readyfor のサイトへ)にぜひともご支援をお願いいたします。


(photo : 東京藝術大学 デザイン科 視覚伝達研究室 叶子萌)

http://geidainozawa.tumblr.com/


SPレコード2万枚という物凄さは、
ちょっと想像を絶するものがある。

しかもSPはひじょうに割れやすいし欠けやすい。

保存には細心の注意が必要だ。


しかもSPの多くは、
CDはもちろんLPにも復刻されていないものが山ほどある。

野澤さんのコレクションはあまり把握していないけど、
宮沢賢治のクラシック本の音源を提供してくれたのが、
他でもない野澤さんだったことを思うと、
その内容の貴重さはもう言わずもがなだろう。


それにしてもこのコレクションが藝大に行ってたことさえ、
自分はぜんぜん知らなかった。

とはいえ知っていたとしても、
何か自分にできていたとはとても思えない。


とにかく現状をこのように伝えるのが、
今自分ができることのひとつ。


ただ本当はレコードはどんどん消耗していくので、
できれば同時進行で、
CDに復刻されていないものだけでも、
どういう媒体でもいいから、
音だけでも保存したいところ

中にはひょっとして、
世界にこれが最後の一枚みたいな、
とてつもなく貴重な音源もあるかもしれない。


ほんとうは藝大だけでなく、
NHKや国会図書館、
さらには東京文化会館資料室あたりと共同して、
保存データ化すべきではないだろうか。


まあ外野の意見なのであれなのですが、
とにかく現時点での最良の保存状況をなんとか確保したいものです。


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