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311大洗に行く [大洗とその周辺 (oarai)]

海楽を一週間後にひかえた大洗に行く。

まず偕楽園による。

選集よりさらに梅は満開で園内も混雑していましたが、
梅の匂いが心地よかったです。
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このあと水戸へ行き東照宮による。

駅から近いけどちょっと死角になっているようで、
駅からまるで見えない場所にある。
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そこには面白いものが展示してあった。
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このあと大洗へ行く。

今回は臨海線で行くが、
乗っているとけっこうやはり距離走ってるという実感を受ける。

大洗に着き、そのままアウトレットにいく。

ガルパンキャラリーは盛況だったけど、
311のこの日、
同じアウトレット内にある復興記念ギャラリーは閑散としていた。

ただそれ以上に悲しかったのは、
そこでの痛んでいた部分に手が入れられていないという状況。

これも今の大洗の姿なのか。

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中にあった展示物。
写真撮影については何も決まりがないので撮影しました。

こういうものはもっとしっかりとした状態で展示してほしい。

またこういう日は誰かこのスペースに係りの人がいてもいいのでは?
という気が強くした。

港をみていたら「さんふらわあふらの」が入港してきた。

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時間は午後二時より前。

六年前の今日も「さんふらわあふらの」が、
だいたい同じ時刻に入港している。

その後のことは以下のサイトに詳細が書かれています。
http://jafmate.jp/jmp/311/ibaraki/001.html

少し重い気持ちで磯前神社に向かう。


町はこの日午前中に避難訓練があったが、
この時間は不思議なくらい静かだった。

土曜日の昼下がりの、
観光にも力を入れている街にしては、
ガルパンファンを除くとかなり閑散とした印象を受ける。

311以降、
それ以前に比べるとビジターはかなり減り、
ガルパン特需で盛り返しはしたが、
一年を通すとまだ311以前のレベルには戻っていない。

常磐線が仙台方面まで全面開通しても、
はたしてどれだけさらに増えるのだろうか。

神社に行く途中には、
店を閉じたような旅館をいくつもみかけた。

海楽やあんこう祭での宿不足でのベースキャンプ開設の理由に、
こういうものも少しは影響しているのかもしれない。

磯前神社につく。

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今回は少し奥にある末社も訪ね、
ひとつひとつお参りをする。

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こうしてひととおりお参りをすると時間が2時45分になっていた。

すると遠くから放送の音声が聞こえてきた。
役場からだろうか。

内容は風が強くてハッキリとは聞き取れなかったが、

「2時46分になったら黙祷をお願いします。」

という内容だけは聞き取れた。


海が見える階段の近くまで行く。

そこからあらためて見た海はとても深い色にみえた。

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そして「黙祷」の声が聞こえた。

別にサイレンの音が鳴るわけでもなかった。

そのせいかまわりはとても静かで、
強かった風もこのときだけ穏やかに感じた。

自分はいつもは311のこの時間、
鎌倉の長谷寺で海に向かい黙祷をしているが、
鎌倉では時間と同時に各寺院から鐘をつく音が聞こえる。

それに比べると、
ほんとうに静かな311となった。

このときなんとなくだが、
鎌倉と大洗の311に対する感覚の違い、
そして津波に襲われた被災地のその感覚が、
ほんの少しだけわかるような気がした。


いつもは大洗に来るといろいろと愉しい気持ちになるが、
この日だけはひじょうに厳粛な気持にさせられたし、
311はまだ現在進行形だということを実感させられた。

大洗でこれなのだから、
より北の被害の大きなところではさらに厳しいことだろう。


自分は2011年の8月に花巻に行ったことがあるが、
東北の海沿いには行ったことがない。

いや、未だ行けないといった方がいいのもしれない。

この目で今の被災地をみたいという気はあるが、
そこには被災地はみせものではないという気持ちも働き、
どうしても踏ん切りがつかないものがある。

むずかしい。


途中「なめ屋旅館」さんの前を通る。


一度泊まりたかったけど、
自分は手のかかる宿泊人なので、
ちょっと躊躇しているうちに、
ここの女将さんがお亡くなりになられた。

いつもは開いていた窓や玄関も、
この日はすべて閉じられていた。

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一礼した後、大洗の駅に向かう。


いつも以上に大洗の街が静かに感じられた一日でした。
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