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「WUG」新章における「仙台空港跡地」のこと。 [アニメ(2017放送開始)]

『「WUG」新章最新話。絵も酷かったけど「仙台空港跡地」って何?これからこうなるの?基本線がブレてるからこんな設定がてるのかも。というか誰かストーリー的に場違いと言ってほしいし、榴岡公園だっていいと思う。大洗や沼津で「大洗港跡地」「シーパラ跡地」といってるようなもの。理由が聞きたい。』

これは自分が同作品の12話をみてしばらくしてから呟いたものだ。

このとき正直この

「仙台空港跡地」

の意味がわかからなかった。

臨空公園では敷地が狭すぎるので、
これではないという気がしたがじゃあどこ?というかんじだった。

このとき仙台空港の南側に、
ずいぶん広い場所がグーグルで確認できたので、
一瞬これかと思ったけど別に名称もなく、
またもしあるとしたら、

「仙台空港〇〇跡地」みたいに、
かつてここにあったものが「〇」に入って然るべき、
という気が強くした。

つまり「✕✕城三の丸跡」とか、
「✕✕邸詰め所跡」という具合に。

なので「仙台空港跡地」というと、
空港そのものがすでに無くなったように思われてしかたがない。

このためその真意がまったくわからず上記したようなツイートをしたのですが、
どうもその後いろいろと調べたりネットをみてみると、
前述したこの南側の広大なそれか、
それとも最後に12話にテロップで流れていた
「臨空公園」のどちらか、もしくはその両方ではないかということらしい。

sendai.jpg

ああそういことなのかということで、
とにかくこちらも間違っていたということでこの件に関して、
関係者の方々に深く謝罪させていただきす。

本当に申し訳ありませんでした。


ただ


多くの「聖地」を扱うアニメが、
極力名前を明記しない事が通例になっているところで、
あえてしっかりと名前を出したのなら、
それに対する簡単な説明を本篇でしてほしかった。

「えっ、仙台空港って無くなっちゃったの?」
「そうじゃなくて…」

みたいな簡単なそれでOKだと思う。

おそらく上で城や邸宅で出した例と同じ感覚で、
これを受け取り疑問を抱いた人もけっこういたと思う。

地元ではそれで通っているのかもしれないけど、
地図にもネットにもほとんど出てこないそれを、
あそこでバーンと発信してしまうのは、
他所への仙台からの発信という、
けっこう大きなテーマが根底にある「WUG」の場合でのこれは、
このあたりの基本ベースが少しブレたか、
もしくは知らず知らずのうちに希薄になっていたような気がやはりしてしまう。


もっともそれ以上に問題なのは、
自分を含めて本作スタッフに対する不信感が一部に根強いということが、
今回のこれでかなりハッキリとわかってしまったこと。

これがそれまで良好な関係だったら、
この件ももっと穏便に済んでただろうし、
ツイッターがあそこまで悪い意味で賑わうこともなかったと思う。

絵もまた芳しくない状態に戻ったし、
せっかくそこそこストーリーが面白くなってきたのに、
なんかまたこういう部分で?な事が起きてしまうと、
残念というかちょっとやはりあれなものを感じてしまう。


今回は自分も粗忽なのでこれ以上言うのは差し控えさせていただきますが、
いろんな事が今まで以上に表面化したのがとにくか残念。

最終回はとにかく綺麗に〆てほしいです。



追伸

このシーンで「何にもない。」という台詞があり、
最初は重い意味があると解釈してたけど、
見返したらやはりそれは無理な解釈かなあと。

正直この台詞、何にもないなあ。
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「ガールズ&パンツァー博覧会」に行く。 [ガールズ&パンツァー関係]

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http://www.garupan-expo.com/

内容はだいたい公式サイトにあるとおりで、
原画展が全体の8割強といった感じで、
他にジオラマやジャケット展示、フォトスポットがあるといった感じ。
写真が写せるのは、
最初の原画コーナーに入る前の所
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フォトスポット
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ジャケット展示コーナー
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のみです。

原画は話の順に沿って展示されており、
なかなか丁寧に展示されていますし、
量的にもかなりあります。

また壁の色と溶け込まないようにもちゃんと工夫してあり、
とてもみやすくなっています。


自分は初日の13時半頃現地に着きましたが、
列が外にまで伸びていたものの、
三十分強程並んで中に入ることができました。

ただ驚いたのは、
あれだけ並んでるから中もかなり混んでいるのかと思ったら、
中は意外とゆったりとみれるくらいの人の入りで、
混雑しすぎて見ずらくならないよう、
いろいろと入場者のそれを考えてコントロールされていたようです。

ただその分グッズ売り場は大混雑。

レジが10台ありそこそこスペースがとられているものの、
こちらは外の列よりも長く並ばされてしまいました。

40分くらいだったような感じられました。


もっとも15時半を過ぎたころは、
外に伸びていた入場者列も屋内に収まっており、
グッズのレジ待機列も若干短くなっていました。


と、ざっくりこんな感じでした。

まだ始まったばかりなので、中身は観てのお楽しみという事で。


しかしガルパンの原画を含む資料はこの後どうなるんでしょう。

「ラグランジェ」が鴨川で保存されているように、
これらもいずれ大洗に行くのでしょうか。

ちょっとこのあたりが気になりました。


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「ゴッホ」と「ムーミン」。二つのアニメ。 [劇場公開アニメ]

最近二つのアニメ作品をみた。

「ゴッホ ~最期の七日間~」
「ムーミン谷とウィンターワンダーランド」

の二つ。

ただアニメといっても「ガルパン」とか「ラブライブ」みたいな、
ああいうふつうのアニメではなく、
共に素材やベースが存在した上に作られた特殊なアニメで、
どちらもとても印象深いものがありました。

まず「ゴッホ」の方。

ゴッホ.jpg
http://www.gogh-movie.jp/
公式サイト
https://www.youtube.com/watch?v=hBIZI42X3eE
日本語予告編

こちらはストーリーとしてはゴッホの死後一年後に、
ある一通の手紙を託された主人公が
ゴッホの死の謎を追う事になるという話。

これはまず俳優が演技したそれにアニメを合成するというもので、
現在進行形の方はカラー、
過去の回想はモノクロというふうに描き分けられ、
合計62450枚の油絵を使用。

しかもカラーの方はすべてゴッホのタッチで描かれ、
それも130点以上のゴッホの絵をベースにして作り出されたというもの。

このため125名のペインティング・アーティストが参加、
しかもゴッホタッチにならせるため一か月以上、
いろいろと指導訓練されたという。

自分はゴッホの絵には詳しくないので、
それがどう利用されたか細かくは分からないけど、

「アルマン・ルーランの肖像」「郵便夫ジョゼフ・ルーラン」「ズアーブ兵」
「アルルのモンマジュール通りの上にかかる鉄道橋」「夜のカフェ」
「タンギー爺さん」「オーヴェルの教会 」「背景に馬車と列車のある風景」
「ピアノを弾くマルグリット・ガシェ」「アドリーヌ・ラヴーの肖像」
「医師ガシェの肖像」「カラスのいる麦畑」「荒れ模様の空の麦畑」
そして「星月夜」等々…

が使用されていたのが後でいろいろと確認できたけど、
アルルやオーヴェル=シュル=オワーズで描かれたものが多く使用されていたらしい。


ただこの作品はそんな「ゴッホの絵が動く」という売りより、
その人間ドラマの方に自分は強く惹きこまれた。

本作ではいちおうの結論みたいなものは、
なんとなくだが出されてはいるが、
それ以外の部分がみていて重くのしかかってきて、
見終わった後ものすごく考えさせられてしまった。

絵にせよ台詞にせよストーリーにせよ、
かなりの縛りがあるにもかかわらず、
歴史的事実をここまで見せくれたこの作品に素直に敬意を表したい。

今回は字幕版でみたけど、
日本語版はどうなのだろう。

この映画は基になった絵のイメージにあった人が、
原則キャスティングされるという徹底ぶりだっただけに、
吹き替えもかなり気になりました。

いつかそちらも見てみたいです。


そしてもうひとつが「ムーミン谷とウィンターワンダーランド」。
ムーミン.jpg
http://www.moominswonderland.jp/
公式サイト

こちらは1978年から、
原作者トーベ・ヤンソンが監修し本人も気に入っていたという、
パペットアニメによる8分程の短編シリーズ全78話のテレビシリーズ。

それを原作にあった三つの作品のストーリーを再構成したものに、
修復再編集したものが今回のこれ。

すでにこの方式で二作品がつくられているが、
ストーリーが今回は上記のように凝らされている。

また声優さんが全部で四人、
しかも主人公のムーミントロールとナレーションは各一名ずつだけど、
残りの全キャラを森川智之、朴璐美のお二人だけで演じるというもの。

感想として、
四十年近く昔の作品にもかかわらず、
画質がいいせいか古臭さは微塵もなく、
音楽も一新させたせいか、
そのあたりからもそういう雰囲気は皆無。


神田沙也加さんのナレーションも
宮沢りえさんのムーミントロールも自然で嫌味がなく、
そして何よりも森川さんと朴さんのそれが、
これまたじつに自然に多くの役を演じられていた。

もちろん朴さん独特の、
ちょっとポルタメントをかけたかのような節回しもときおりきかれ、
ファンにも嬉しいものになっている。

全体的には子供向きに作られているけど、
大人がみても充分鑑賞に堪えられるしっかりした内容になっているし、
とてもクリアな画質なので北欧の澄んだ空気が感じられるような、
そんな詩情感も感じられる瑞々しい感覚に充ちているのも素晴らしい。



というわけで、
このタイプの違う二つの「アニメ」をみてきました。

どちらも近年みたアニメの中でも
とても印象に残る作品でしたが、
残念なのは「ゴッホ」が横浜のよく行く映画館でかかっていないこと。

これを大きな画面でみたらどうなるんだろうということもありますが、
「ガルパン」や他のアニメ作品の上映前の予告編で、
この作品が上映されたらどんな反応がでるのだろうかというのも、
ちょっとみてみたかったです。

横浜のこの映画館では「この世界の片隅に」も上映されなかった。


このあたり一考をもう少し要してほしいところですが、
いろいろと大人の事情もあるのでしょう。

残念です。



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ショルティのヘンゼルとグレーテル [クラシック百銘盤]

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フンパーディンク:歌劇『ヘンゼルとグレーテル』全曲
 
ブリギッテ・ファスベンダー(Ms:ヘンゼル)
ルチア・ポップ(S:グレーテル)
ヴァルター・ベリー(Br:ペーター)
ユリア・ハマリ(Ms:ゲルトルート)
アニー・シュレム(Ms:魔女)
ノーマ・バロウズ(S:眠りの精)
エディタ・グルベローヴァ(S:暁の精)
 
ウィーン少年合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・ゲオルク・ショルティ

録音:1978年2月~9月、ウィーン・ゾフィエンザール


という録音がある。
もちろんデッカのもの。


豪華メンバーを集めてウィーンで録音されたこれは、
録音当初はそこそこ話題にはなったものの、
ショルティの指揮が詩的ではないとか、
主役二人が子供らしさに欠けると言われたりとか、
それほど手放して賞賛された盤ではなかった。

おそらくそれには同じ絵ウィーンのフィルハーモニーと録音した、
クリュイタンス盤の影響もあったのだろう。


ただ個人的はこのショルティのもの。

とてもお気に入りの録音となっている。

音質もクリュイタンスより十年以上後の、
アナログ録音最盛期に収録されたということもあり、
とても聴きやすいしオケの音も美しく録音されている。

余談だけどこのショルティの録音時の間に、
カラヤンがデッカとウィーンフィルを指揮して同じ会場で、
モーツァルトの「フィガロの結婚」を録音しているので、
興味のある方は聴き比べてみるのも面白いかも。


とこでここでのショルティの指揮はじつに小気味いい、
それはいつものことなのだけど、
サクサクテキパキと音楽が流れていくものの、
オケがシカゴではなくウィーンフィルのためか、
音のさらさらと流れていくそれがじつに気持ちいい。


クリュイタンスのように余情や風情がたっぷり感じられるものとは違うけど、
これはこれで音が退く瑞々しさが十二分に感じられるものとなっている。

そして何よりも場違いなくらいダイナミックなのがいい。

魔女の踊りや大詰めの合唱の盛り上げ方など、
まるてワーグナーの楽劇を聴きやすくしたかのような演奏で、
ワーグナー指揮し屋ショルティの面目躍如という感すらある。

ただもちろん歌うところは、
しっかりウィーンフィルの特質を活かしてやっているので、
無味乾燥になることはない。


そして歌手。

この録音期にはクライバーの指揮で、
オクタヴィアンとゾフィーを演じていた二人が、
ここではヘンゼルとグレーテルを演じている。

そしてその両親の役には、
ワルター・ベリーとユリア・ハマリ。

カール・リヒターの「マタイ受難曲」の映像版でも共演していたお二人。

魔女に名歌手アニー・シュレム。眠りの精にノーマ・バロウズ。

そして朝の精では、
当時まだ31歳とはいえすでにかなり名の通った存在だった、
エディタ・グルベローヴァが登場している。

かなり贅沢な布陣だけど、
この面子からみてもう子供向きというよりは、
大人が聴いても充分楽しめる、
むしろ今の時代にはこういう演奏の方がいいのでは?
という感じすらするほど、
かなり強いタッチの歌で彩られている。

とはいっても聴いていて、
ブリュンヒルデとヴォータンが、
お菓子の家の前で魔女と格闘しているような、
そんな可笑しな歌い方はさすがにしていない。


なので場違いなヘンゼルとグレーテルというより、
こういうやり方でも楽しむことができる演奏という、
そんな出来といっていいだろう。

とにかく子供向きのオペラとしてだけでなく、
この曲を他の一般オペラ的な聴き方をしてみたいという人にも、
これは最適といっていい演奏だと思います。

演奏時間は全体で約108分。


ただ最後に魔女を押し込めた釜戸が爆発する音が、

「どんな釜戸なんだよ」

というくらいの音がしていて、
カルショーの「指環」のパロディかなと思ったくらい。
このあたりはご愛敬か。


尚ショルティはこの三年後に映像収録のためこの曲を再録音しています。

メンバーは

ブリギッテ・ファスベンダー(Ms:ヘンゼル)
エディタ・グルベローヴァ (S:グレーテル)
ヘルマン・プライ(Br:ペーター)
ヘルガ・デルネシュ(Ms:ゲルトルート)
セーナ・ユリナッチ(Ms:魔女)
ノーマ・バロウズ(S:眠りの精)
エルフリーデ・ヘーバルト(S:暁の精)
 
ウィーン少年合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・ゲオルク・ショルティ

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横浜からみた富士山 [いろいろ]

先日夕方に写真を撮った。

夕方なのでなんとも夕陽も綺麗でした。

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この上の写真の右上部、
最初ふたご座流星群の何かが写ったと思ったけど、
飛行機雲のようでした。

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これから空気が澄んでくるので、
ここからも富士山が良く見えるようになりそうです。
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晩秋の鎌倉 [鎌倉~江の島(Kamakura/Enosima)]

鎌倉に数日前に行きました。

なんか空と紅葉が綺麗だったのでそちらばかり写真を撮ってました。

修学旅行の生徒さんもけっこうまだ多かったです。

宝亀山長寿禅寺~長谷寺~高徳院と歩きました。

今回は写真だけです。

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劇場版「ガールズ&パンツァー」超長大雑感(ネタバレ、感想、考察、その他いろいろ)。 [ガールズ&パンツァー関係]

この項目は前2/3(三分の二)が劇場先行公開された2015.11/20夜から、
DVDが発売される2016.5月末迄に随時書き足されていったもの。

残り1/3がDVD発売以降それを観てのものというふうに分かれています。
(以前別頁に独立してあったものです。)

このため半年以上に渡りダラダラと徒然なるままに書き足していったため、
雑感、ネタバレ、感想、考察、その他いろいろと何でもアリの、
とにかく究極的なくらいに冗漫で超長大なものになってしまいました。

このことを最初におことわりとして述べさせていただきます。

読まれます方はこの点ご了承よろしくお願いいたします。


◎はじまります。


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(劇場版予告編より)

11/20の19時から先行上映を横浜でみた。

かつてシューベルトがベートーヴェンの弦楽四重奏第14番を聴いた時、

「われわれはこのあと何を書けばいいのか」

といったというが、今回の劇場版がまさにそれ。


全体の7割以上はもう撃ちまくりの動きまくり。

ジブリ全盛期でもおめにかかれないくらい、
その動きは凄まじいものがあった。


そして何と言っても素晴らしいのは、
ストーリー目当ての人も
キャラ目当ての人も
メカ目当ての人も
動きや迫力目当ての人も、
誰もが9割り以上は最低満足する出来となっている。

お約束もちゃんとあるし、
これがみたかったというシーンがいくつもある。

とにかく話の運び方がうまく展開も早い。

二時間なんてあっという間だし、
それ以上に一度ではぜったいすべてがわからないくらい、
猛烈に細かくいろいろと凝らされおり、
結果おそろしく全体が濃密なものとなっている。


個人的にはじつは今回のこのストーリーは予想内で、
しかもラストもこれに似たものをかつて予想していたので、
意外性というのはなかったけど、
その予想したものをはるかに上回るものをみせてきたことで、
そういう意味ではもう大満足の出来となっていました。

それにしてもよく新キャラも含めてこれだけ出してきたのに、
みなそれぞれに見せ場をみせながら、
ストーリーのアンサンブルに組み込ませたものだと、
あらためて演出力の素晴らしさに脱帽。

とにかくファンなら

「最低でも二度はみるべし!」

といった凄い出来になっている。

(最終的にほとんどの人は二度どころではなかったと思いますが…)

このあと別会場での声優さんによるライブビューイングがあったけど、
あまりにも登壇者が大人数すぎてなんだかよくわからなかったけど、
これはこれで和気藹々として楽しいものがあった。


しかし今までいろいろ映画とかアニメとかみてきたけど、
リアルに存在する街をここまでボコボコにぶっ壊したのは、
初代「ゴジラ」や「ゴジラの逆襲」以来という気がした。

今回はTV版とは比較にならないほど範囲も広いし時間も長いし、
こわし方も容赦ないものがある。

明日以降の大洗はそれこそ

「壊されたものを探せ大会」

になるかも…

…というわけでいよいよここからネタバレ込みで感想等を書きます。


gp5.png

全体で約二時間のこの作品。
最初に三分程のガルパンのおさらいの後、
大洗町全面協力(だと思う)による、
大洗を舞台とした、

大洗女子&知波単学園
vs
聖グロリアーナ&プラウダ高校

による大洗女子優勝記念のエキシビション試合が、
じつに30分ほど行われる。

そのあとまさかの大洗女子廃校決定と、
その後の自分たちのできることをしていく、
各人の姿が描かれた後、
大学選抜との廃校撤回をかけた試合までの、
いろいろな人間ドラマが30分ほど描かれる。

そして後半じつに一時間にもわたる、

大洗女子(+事実上の高校生選抜)
vs
大学生選抜

による30両同士の激しい試合が行われる。

つまり全体の3/4が戦車戦という、
物凄い内容となっている。

こうみていくと、
なんかただドンパチものの、
そんなアニメみたいに感じられるかもしれないけれど、
ガルパンの場合はTV版からすでにそうだけど、
戦車戦で各チーム及び各人の個性や、
背負ってるものなどが描かれながら、
それに沿って試合がすすみ形作られていくため、
無機的な感じが驚くほどせず、
文字通り人馬一体による試合が行われていく。

また定石と奇襲が旨くミックスされ、
攻守の切り替えのものすごく速いものとなっているので、
人のドラマがスピード感を削ぐことも無い。

このため全部で90分近い戦車戦も、
じつに濃密なものに仕上がっていて、
飽くことなくみることができるものとなっている。

あと偶然かもしれないけれど、
この劇場版の話の配分というかバランスが、
来年(2016)で公開30年になる、
あの「天空の城ラピュタ」にちと似ているような気がした。

あれも宮崎作品では動きに拘った活劇的な作品なので、
そのあたり少し意識とかしたのだろうか。

さて話を最初に戻す。

本編いきなりダージリン様のありがたい格言からはじまる。

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茶柱が立ち待ち人が来るとスコーンを割るそうです。
(じっさいそうは言ってないけど個人的にはこれでもOKかなと。)

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スコーン↑

もうこれだけでガルパンワールドにどっぷりなのだが、
すぐにいろいろと新キャラが、
個性豊かにその存在感をアピールしていく。

西隊長率いる知波単もいきなり「雪の進軍」にのって、
突撃だけが伝統の学校として登場するが、
一両だけ残った福田が大学戦でいい仕事をすることとなる。

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それにしても西隊長。
みかけはいいが話すと意外と残念な人なので、
この手の役に実績と経験を持つ瀬戸さんが声を担当したのは、
あるいみ当然の流れかも。

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しかし西隊長。

この試合で「突敢」した直後、
見事に吹っ飛ばされてたけど、
あれで死なないというのがものすごい。

そういうダイハード性で隊長になったのかなあ。


また継続高校のミカが仲間とこの試合を傍観しているが、

GP5.jpg

このときフィンランド(スオミ)の民族楽器、
カンテレを弾いている。

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カンテレは弦の数を含めて多種多様にあるとのことで、
こちらは10弦。長さは約70㎝強とのこと。

ただミカがこれと同型のものを弾いていたかどうかは確認してません。
あくまでもこんなかんじということで。

一度だけ生でその音を聴いたことがあるが、
その音はひじょうに澄んでしかも遠くまで響いていくような音だった。

なんというのか、
その場所の空気の透明度が分かるような響きといいますか。

正直アニメでそんなカンテレ弾いてるキャラも珍しいが、
戦車の中でカンテレを弾いたのは、
日本アニメ史上この人がおそらく初めてだろう。

因みに大学戦でひいていたのはこの曲。
https://www.youtube.com/watch?v=SStuM5PztIE

この曲については以下のサイトが詳しい。
http://www.worldfolksong.com/songbook/finland/sakkijarven-polka.html

このミカを能登さんが演じているが、
おそらくカンテレの音からイメージしての選出だろうけど、
能登さんこういうヒーリング系の声質を活かした、
少しクールなかんじの役がまだできるんだと、
正直ちょっと安心。

最近怒鳴りものが多いので、
喉が変わっちゃったかなとじつは少し危惧していました。


ところで知波単は大洗が優勝した全国大会には、
一回戦で黒森峰に敗れているので大洗とは面識が無い。
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TV版第6話より

なんかこれだけ見てても、
上に陣取ってる黒森峰に対して、
知波単が下から一気に突撃かけたところをあえなく十字砲火くって全滅という、
この大会の最短試合時間記録を更新する、
それこそ試合のハイライトを作ると1分でも時間が余ってしまうような、
そんなかんじがして仕方ないのですが…。


あと継続は二回戦で同じく黒森峰に敗れているので、
これまた大洗とはまったく面識が無い。

106.png
TV版第6話より

このことから自分たちを破った黒森峰の隊長まほの妹みほが、
その黒森峰に勝って優勝したということで、
この二校がそれぞれの形で、
大洗のドラマにからんできたのだろう。

あとこれは推測だけど、
継続がエキシビションに出なかったのは、
ミカやアキがまだ二年ということで、
来年の大洗対策込みでの視察に徹したのか、
もしくは刹那主義云々ということで辞退したのかも。

もっとも前述したように、
カンテレで
「サッキヤルヴェン・ポルカ Säkkijärven Polkka」
を弾く人がプラウダと一緒に試合をやるというのも、
ちと考えにくいという部分はありますが…。

ただけっきょく大学戦にどういう伝手かは不明なものの、
(ひょっとしてまほあたりとの関係?と思ったけど、どうやらダージリンさんの招集というのがネットでは大勢を占めているのでこちらもそれにならいます。じっさい電文うってましたし。)
大洗側に緊急参戦。

クールというだけではないようです。

尚、前述した「サッキヤルヴェン・ポルカ」は、
奪われた町の奪還の意を込めた曲なので、
ここで演奏したのもひとつの流れかと。

この曲はサントラにも収録されているようです。
gp6.png
http://www.e-onkyo.com/music/album/laca9430/

しかしこの曲もってきたスタッフは凄いなあ。

因みに継続のことはアンツィオ戦のOVAでも触れられていて、
みほによるとそこそこ強く、
みほがいたときの黒森峰とは、
練習試合ながらいい勝負…、
というよりかなり黒森峰が苦戦をしたとか。

ところでこれもまた推測ですが、
この黒森峰と継続の練習試合のことで、
みほが継続の隊長が優秀な隊長だったと言っていたので、
強い相手にはどう立ち向かうかという部分で、
みほがこの時の継続を多少参考にして実践していた場合、
黒森峰と大洗の決勝をみていたミカがそれを感じ、
今回のエキシビションをみてそれを確信したとしたら、
この大学戦での緊急参戦の理由も、
なんとなく納得できるような気がするのですがどうでしょう。

じっさい継続の大学チームとの戦い方、
ちょっとみほの戦い方に似てるようにもみえましたし。

またもしそうだとすると、
TV版最終回でまほがみほの戦い方を西住流と違うといった理由のひとつに、
かつて自分もその練習試合を経験していたことで、
みほの戦い方に継続のそれを感じていたとしたら、
この発言、
また違った響きをもってくるので、
もし次回作があるとするとこのあたりがひとつの軸になるのかも。

マイペースのみほはそういうことは意識してないかもしれませんが、
自分を西住流そのものといっているまほには、
ここの部分の違和感を強く感じていたのかもしれませんし、
そうなるとあのみほとの一騎打ちも、
また違った意味合いが込められていたのかも。

しかもこの大洗との決勝の二つ前で、
黒森峰は継続と再び試合をし、
ミカ達ともぶつかっているはずなので、
よりそれが強く感じられたかもと…。


話を再び戻します。

このあと大洗での市街戦となるが、
大洗の日常風景の中で容赦なく撃ち合いが続く。

ゴルフ場からはじまり市街地へ向かうため、
東光台南の交差点で分散する。

あんこう他の大洗数台は磯浜さくら坂通りを直進後、
あんこう、カモ、カバはDAIKATSUの先の角を右折するが、
(あひるや西隊長達直進組のその他は右折せずさらに直進)
ダージリンはその手前の角を右折しあんこうと並走、
カチューシャはあんこうを追走する。

ダージリンがフラッグ車一点狙いを早々と決めていたのは、
黒森峰が決勝でその部分一手遅れたと思っての作戦でしょう。

このあと船着き場(船溜まり)の手前で、
グロリアーナのクルセーダーを止めると、
あんこう以外は川の方向へ直進、
あんこうはダージリンたちの来た道を逆走、
ダージリンとすれ違う形で再度磯浜さくら坂通りへ。

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※クルセーダーを止めた場所

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クルセイダーとローズヒップ。
因みにローズヒップティーは「ビタミンCの爆弾」と呼ばれているそうです。


追走してきたカチューシャは掘割集会所横の空き地を通って、
これまた再度磯浜さくら坂通りへ。

あんこうは磯浜さくら坂通りから大洗駅前通り、
大洗駅前を通過すると桜道の交差点を左折し、
大貫勘十堀通りを海へ向かう。

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TV版最終回で最後にパレードをしたコースだ。

あんこうはここでサンビーチ通りのひとつ手前で左折。
うさぎがここで待ち伏せするも黒森峰戦の再現ならず、
海の家大勘荘の前であえなくノンナに撃破。


みほはサンビーチ通りに一度出たあと、
大洗文化センター近くの角を左折。


その大洗町役場から大洗文化センター付近では、
あんこうを追って横の道から出てきた相手を、
大洗+知波単連合が待ち伏せし、
なかなか激しい攻防がこのあたりでおこる。
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あんこうはそのまま大洗町役場付近の、
前述した大洗女子の待ち伏せ組の横を通過し、
ダージリンの背後をとるべくようこそ通りに向かう。

※ただしこのあたりはクラーラやノンナにすでに読まれている。

そしてようこそ通りにぶつかると左折、
そのまま直進しサンビーチ通りを渡った後突き当りで左折、
そこで直進しようとしたところで、あんこうを探していたローズヒップと遭遇。

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このあたりから大洗の特長ともいえる、
平行して走るいくつもの道路を利用しての追撃戦や砲撃戦になる。

おか亭や喫茶はまゆう付近でクルセイダーを続けて二両撃破、
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その後もクルセイダー二両に追尾されるものの、
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クルセイダー同士を相撃ちにさせてさらに一両撃破。

このあと逃走するローズヒップを追う形になったものの
そこでクラーラと達と遭遇しカジマの角を左折。

gp13.jpg

その後はしばらく追撃戦になった後、
かつてのグロリアーナとの練習試合時と同じコースを通り、
肴屋さん前をかすめ右折、
そのまま磯前神社へのコースを行くことになります。

じつはこのあたりのコースは正直あまり把握できてません。

若見屋の交差点での動きなど自分は完全に見誤ってました。

グーグルで検証するとき、
ちょっとした目星が作品の中にあると分かるのですが、
そうでないといささかきついものがありますので…。

このあたりは以下のサイトの
http://blog.goo.ne.jp/gfi408
この頁をご参照ください。
http://blog.goo.ne.jp/gfi408/e/6279da4b0f412baeee27fae53ecd1ece
たいへんな労作ですのでぜひ一度お訪ねください。


ところで前述した役場付近の待ち伏せシーン。

このグロリアーナ&プラウダ側がやって来るシーンが、
どこかで観た記憶があった。

気になっていろいろと思い起こしていたら、
「バルジ大作戦」でドイツ軍が川にかかる橋を渡るシーンで、
続々と並木道の向こう側から列を成して橋に向かってくるシーン、
それにどことなくイメージが似ていることを思い出した。

じっさいこの作品、
過去の戦争映画のオマージュみたいなものがいろいろと散見される。

このあたりを他の作品を観て楽しむのも一興かもしれません。



この後みほは最短距離ではなくその道よりもひとつ海よりの道を行く。
※どうでもいいけど自分が大洗の初日の出をみにいった道。

このとき平行してる道でノンナとの並走、
そしてカチューシャからの追跡行動となる。

OO1.jpg

因みに先行したクラーラは、
ご存じのとおりローズヒップの見事なアシスト(?)で肴屋さんとともに轟沈しました。

そしてふたたび北上後、
ノンナにフェイントをかけるように左折、
磯前神社境内にあらわれた後、
畏れ多くもよりによってあの大階段を戦車で降りるという、
ほんとよく許可したなあという
超罰当たり行為が炸裂。

oarai 010.JPG
磯前神社の階段。
ここ降りるのって正直ふつうに歩きでも怖いときがあります。

強制的聖地誕生というかんじがしないでもないが、
ここまでやってしまうともうこれは褒めるしかない。

ただ神社の階段を戦車で降りるとき、
ノンナが神社に向かって手を合わせながら礼をするシーンがあるので、
作り手もさすがに畏れ多く気がひけてしまい、
ノンナに代わりに謝ってもらったのかも。

ほんとは神社では、
二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼)なのですが、
ここはノンナさんだったのでということで。

GP4.jpg
この二人のロシア語による会話が、
後々かなり泣ける話の伏線となります。


今回ノンナがロシア民謡の「一週間」を鼻歌まじりに歌う。
カチューシャがらみなということでしょうが、
エキシビションならではのリラックスさから出たというところでしょうか。


しかしそれにしてもノンナがこの映画に登場したとき、
いきなり

「迂回すればよかったんですよ」

という妙に珍しく不機嫌モードな言い方でちょっと驚いた。
何かあったのだろうか。


このあと階段を下り右折したあと、
大洗鳥居下交差点左折、
そのまますぐに左折し、
ダージリンを追走する形で海沿いを北上。

このとき大洗を待ち伏せしていたKV2の一撃で、
ホテルのワンフロアが吹っ飛ぶシーンがあるけど、
これなどはこの作品つくってる人たちの頭の中には、
もう一般市民の安全云々より、
いかに目立つ場所を派手に吹っ飛ばすかということにのみ、
それらがいってることがじつに感じられるものがありました。
002.JPG
※ワンフロア吹っ飛ばされたホテル。

それにしても戦車の中に使用しているという被弾用カーボンは、
一般にはでまわっていないのだろうか。


このあと両チームとも海沿いをアクアワールドまでと、
大洗の北半分を縦横無尽に走りまくっていく。

そして勝負はアクアワールドの駐車場を、
みほVSダージリン+カチューシャの三両がアクアワールドに向けて北上、
アクアワールドのフードコーナー付近で決着がつく。

055.JPG
※実際の決着のついた場所。けっこう狭い場所です。

そばで食事してるひとがいたらかぶりつきで、
立川の爆音上映どころではない大興奮だったろう。

…かなり危ないけど。


けっきょくこの試合、
またもダージリンさんに軍配。

しかも途中の作戦もノンナやクラーラに読まれていたりと、
みほが戦略や戦術、
そしてインサイドワークでもまだまだ発展途上といったところでしょうか。

ただこれが後の大学選抜での苦戦の呼び水となってしまいます。

しかもこのときのフィニッシュが、
大学戦で愛里寿がみほにみせた時同様、
虚を衝くようなかんじだったので、
このあたりにもみほの弱点があるのかも。

虚を衝かれてからの立て直し策は上手くても、
その時に致命的な一撃をくったらアウトなので、
そういう意味ではTV版11話での、
黒森峰にショートカットされて窮地に陥って以降、
まだまだこのあたりの課題は克服できてないようです。

まあまだこの間あまり期間がなかったので、
当然といえば当然なのかもしれません。


このあと「優勝したら廃校は再考」が、
文科省から白紙撤回という形で破られることとなり、
全員学園艦を下船し陸での生活となる。

しかしこれだとTV版そのものの大前提が全否定ということで、
これ下手したらTV版の感銘を削いでしまうのでは?
と心配したが、
あの大会によって生まれた多くの人たちとの絆が、
このあと大洗女子を大一番の舞台に押し上げ、
そして手を貸すことになっていくので、
結果そういう危惧は皆無だった。

この大洗の学園艦退去後、
大洗を去っていく学園艦を見守る各人の中で、
杏会長が怖く厳しい表情をしていたのが印象的で、
この後の進むも退くも厳しいことになることが、
それとなく描かれていたのは細かかった。

このあと転校届のため親に会いに行くみほをみると、
やはりまだ親とはすっきりとしていない様子。

エキシビションに黒森峰がまったくかかわってなかったのも、
西住流の気質から見れば当然かもしれないけど、
なんかちょっとこのあたりがひっかかってしまう。

このため実家では、
それを察しているまほの妹思いモード全開となる。

GP12.jpg

そして過去の二人の姿がこのとき描かれる。

「この時代いくつから戦車って操縦できるんだろう」

という素朴な疑問はさておき、
みほがかつては、
後先考えず不器用だけどマイペースで活発で明るく、
まほはそんなみほを、
あるときはリードあるときはサポートするという、
そんな過去が描かれる。

このシーン、
渕上さんの話だと最初は台詞があったものの、
けっきょくそれらをすべてカット、
音楽だけにしたとのこと。

結果的にみてこの判断は正解だったのかも。
言葉よりも、
それが無いことで伝わるものが、
より大きくなる場合もあるという、
これは典型的な演出になったといえると思う。

ここで描かれていた
みほのこの後先考えないとも、
何物にも束縛されることを良しとしない、
言い方を変えればマイペースともいえる性格が、
一年の時のフラッグ車放棄と学校の敗北をよび、
またこの手の性格の人にありがちなうたれ弱い部分が、
大洗への転校と戦車道からの逃避という、
いろいろな問題を起こしてしまったのかなあという部分が、
短いながらも幼少時のそれからなんとなく感じられた。

実際転校の理由は雑誌媒体によるといろいろとあったようですが、
そのあたりはここではあえて外しています。

あくまでもTV版、OVA、劇場版という、
映像媒体のみで考えるというのが、
アニメにおける自分のやり方ですので。

(ようするにいろいろあたるのがめんどくさいだけなのですが…)


話は前後しますが、
このシーンがはじまる前のとき、
まほが帰途につくみほに

「駅まででいいのか」

となんか心配そうに語りかけていたが、
その戦車でどこまであんた送る気ですかというかんじで、
誰も何も言わなければ、
大洗まで送ったのではないかというくらいの、
溺愛感満点の雰囲気だった。

いろんな意味でいいお姉さんすぎます。
gp02.jpg

だからみほはそんなまほに安心して、
ああいう感じの性格になったのでしょうが、
それをふまえてTV版二話での、
大洗でみほがまほが映っているテレビをみているときの、
その表情を思い出すと、
これまた何とも言えないものがあります。

GP8.jpg

この後、杏会長が西住母や蝶野1等陸尉、
さらには戦車道協会の会長などと共同し
社会人にも勝った大学選抜と試合をし、
勝利したら廃校決定を白紙撤回させることを取り付ける。

こうして行われることとなった大学選抜との試合は、
試合直前にフラッグ戦ではなく、
大洗得意の一発逆転ができない殲滅戦に決定。

しかもみほは殲滅戦の勝利経験が皆無で、
先の大会ではフラッグ戦しかやっていない。

数的にも8対30という圧倒的不利で、
大洗は試合に臨むことになるが、
試合開始直前に、
まほをはじめ、
自分と戦ったり組んだりした学校のメンバーがかけつけ、
(大洗女子への短期転入)
結果的に
大学選抜VS高校選抜という、
30対30によるドリームマッチとなる。

場所は北海道。
「さんふらわあ」で大洗のみんなが移動しているので、
このあたりは間違ってないだろう。

ダージリンが電報をうっているとき、
北がどうこうと言っていたし。

TK.jpg

上のはグーグルでみた北海道にある苫小牧西港の航空写真。
大洗苫小牧間のフェリーはこの港に泊まります。
アニメでみたのとは角度が違うけどなんとなく似ているかと。


ここで

高校チームの内訳

◎大洗8両

Ⅳ号D型改(H型仕様)×1両
38(t)改(ヘッツァー仕様)×1両
八九式中戦車甲型×1両
Ⅲ号突撃砲F型×1両
M3中戦車リー×1両
B1bis×1両
三式中戦車×1両
ポルシェティーガーVK4501(P)×1両


◎黒森峰4両

ティーガーⅠ×1両 → まほ
ティーガーⅡ×1両 → エリカ
パンターG型×2両 → 赤星、直下(通称)


◎グロリアーナ3両

チャーチル歩兵戦車Mk.Ⅶ×1両 → ダージリン / オレンジペコ / アッサム
マチルダⅡ歩兵戦車Mk.Ⅲ/Ⅶ×1両 → ルクリリ
Mk.Ⅵクルセイダー×1両 → ローズヒップ


◎プラウダ4両

T-34/85×2両 →カチューシャ、クラーラ
IS-2×1両 → ノンナ
KV-2×1両 → ニーナ / アリーナ


◎サンダース3両

M4シャーマン75mm砲搭載型×1両  → ケイ
M4A1シャーマン76mm砲搭載型×1両 → アリサ
シャーマン・ファイアフライ×1両 → ナオミ


◎アンツィオ1両

CV33型快速戦車(L3/33)×1両 → アンチョビ / カルパッチョ / ペパロニ


◎継続1両

BT-42×1両 → ミカ / アキ / ミッコ


◎知波単6両

九七式中戦車チハ×3両 → 西、細見 / 寺本、池田
九七式中戦車チハ新砲塔×2両 → 名倉、玉田
九五式軽戦車×1両 → 福田


そして編成が

◎みほ中隊(副 ダーシリン)が「タンポポ」
(大洗、聖グロリアーナ、アンツィオ、継続) 計10両

◎まほ中隊(副 カチューシャ)が「ひまわり」
(黒森峰、プラウダ、大洗[カメ][カバ]) 計10両

◎けい中隊(副 西)が「あさがお」
(サンダース、知波単、大洗[うさぎ])計10両


大洗の車両が他チームにもいて、
これがみほとの連絡係りにもなっていたのかも。

ただ「あさがお」は「うさぎ」ではなく「アヒル」の方が、
そのまえのエキシビションの流れか行くと、
なんかスッキリするような気がするけど、
みほの会長と梓への信用と信頼が、
かなり大きいというあらわれなのかも。


「ひまわり」の名前はおそらくプラウダがらみだからだろう。

590960b43338f11839a9.jpg
TV版第6話より

あとは調べればわかるかもしれないけど…。


さてここから一時間はもう説明ではなく、
とにかくみてくださいの世界で、
まったく飽きさせることのない、
ノンストップバトルへとつながっていく。

一応簡単に経過を書くと、
大学選抜の大隊長は、
以前ボコミュージアムで会った少女。

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しかもその娘は島田流の家元の娘で、
天才とよばれ飛び級で大学に行っているという強者、
島田愛里寿。

GP3.jpg

このためか、
みほの戦略は相手の愛里寿の相手にならず、
愛里寿の当初の目論見通り、
黒森峰とプラウダから潰すという作戦が当たり、
カール臼砲によって両高が計5両、
しかも序盤からノンナを失うという大苦戦を強いられる。


このときノンナをはじめ、
次々と自分をかばって倒れていく仲間に、
カチューシャがみせたそれは、
今までみせたことがないくらいのもので、
今後より絆を強くしたプラウダの、
次の試合をぜひ見てみたいものです。

GP0.jpg

この序盤の失態はみほの戦術スキル云々が原因というのは確かにあります。

ただ、
たしかにみほは大きな部隊を指揮した経験が皆無ということもあるけど、
そもそも30両という大部隊での試合というのは
公式戦に限って言えば高校生は誰も経験が無い。

大会の決勝だって20両だ。

なので誰が指揮しても経験値の少ない数量の指揮となるため、
この30両という数を文科省が指定してきたとしたら、
あの役人ただの曲者ではなさそうです。


このあと苦戦の原因となっているカール砲を
どんぐり小隊(アンツィオ、継続、カメさん、あひるさん)の健闘で撃破。

GP14.png
GP17.png
GP16.png
この上の写真の継続のBT42に使用されたクリスティー式の生みの親、
ジョン・W・クリスティーは今年(2015)ちょうど生誕150年とのこと。
本人もまさかこんな形で有名になるとは思ってもみなかったでしょう。

ジョン・ウォルター・クリスティー(1865年5月6日 - 1944年1月11日)


この時点で高校22大学24という形勢。

残っている高校の内訳は、

◎みほ中隊(副 ダーシリン)「タンポポ」
※継続BT-42×1両が白旗のため、
残り(大洗×6、聖グロリアーナ×3、アンツィオ×1) 計9両

◎まほ中隊(副 カチューシャ)「ひまわり」
※黒森峰パンター×2両、プラウダT-34/85×1両 IS-2×1両 KV-2×1両が白旗のため、
残り(黒森峰×2両、プラウダ×1両、大洗[カメ][カバ]) 計5両

◎けい中隊(副 西)「あさがお」
※知波単九七式中戦車チハ×1両 九七式中戦車チハ新砲塔×1両が白旗のため、
残り (サンダース×3両、知波単×4両、大洗[うさぎ])計8両

以上22両。


それにしても
600ミリ砲のカール自走砲の登場は驚いた。
グスタフは列車砲なのでこれは無いと思ってたけど、
それでもカールは想像してなかったなあ。

Karl6.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=m-mYxJA_V_8
※カール自走臼砲

TV版のマウスよりビックリです。

でもよくよく考えると、
当初は8両のみの大洗相手にこれの使用を考えていたということは、
けっこうえげつないことするなあというかんじです。


ただこのカールの使用を考えていたサンダースにも唖然。

次回以降の、
対黒森峰のマウス対策として投入を考えていたのかもしれませんが、
金のある学校は違うなあというかんじです。


このあと高校チームはテーマパークに移動、
ここで再度体制を立て直し大学チームを待ち受ける。

GP13.png

だがここでの戦いも、
序盤はやはり大学チームに翻弄され、
一時はかなりの窮地においやられるが、
うさぎさんチームの、
今回はあのスピルバーグの怪作、
「1941」のオマージュによるミフネ作戦が行われ、
この起死回生の一打でそれを脱出する。

1941.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=m_PeQCPq8QA
※「1941」より。

因みにこの試合の前夜、
うさぎチームは黒森峰との決勝戦前夜同様、
みんなで映画鑑賞をしていたようだが、
みていたのがその「1941」。

ただ全員なんともいえない表情をしているのがおかしく、
おそらく予想したものとあまりにも違う滅茶苦茶な内容に、
かなり困惑していたのではないだろうか。

愉しんでる人もいましたけど…・


本編中誰もコーラの一気飲みをしなかったので、
天才ペルーシに毒されなかったのは幸いか。


このあと吹っ切れたみほをはじめとした各人が、
各々のやり方で次第に局地戦で劣勢を挽回、
形勢をやや有利に持ち込みかける。

だがそれまで後方で指揮のみをしていた愛里寿が戦場にあらわれると、
次々と高校選抜を撃破、
その強さと天才を発揮し一気に形成を立て直しにかかる。

また窮地に陥ってた三人の中隊長も、
愛里寿の歌にその意図を察し奮起し、
自分たち三両で愛里寿との合流を目指し、
絶妙のコンビネーションで一気にたたみかけてくる。

GP18.png

この三両は抜群のチームワーク(「バミューダアタック」)で、
サンダース最強のファーストライン三両も翻弄し突破する。
(ここでパーシング対シャーマンという、アメリカ戦車好きにはこたえられない戦いとなった。)

おそらく社会人と戦ったときも、
愛里寿の天才的ともいえる動きとこの三人の活躍で、
劣性を一挙に挽回勝利を呼び込んだのだろう。
(愛里寿が歌いだしたのはこのときが初めてではないようですし…)

ただ個人的には話の展開上仕方ないとはいえ、
このときノンナやダージリンが
愛里寿たちと対峙していたらどうなっていたのかと、
そこだけちと残念に思えた。

なんか西住姉妹やナオミ以外、
ちょっとパワーor勢い系が残ってしまっていたような、
そんなきらいがありましたので。

特にダージリンは
みほよりも勘が鋭いので、
けっこう攻守の切り替えが激しい、
新旧イギリス車両による名勝負になったかも。
(ただ一対一だとスピードが違いすぎるのが難)

パーシング対シャーマンがあったんだからそれくらいは…、
などと思ってしまいました。

それに愛里寿がダージリンを撃破した場合、
みほが二度も勝てなかった相手をいきなり撃破ということで、
かなり全体により緊張感も高まり、
愛里寿の強さがより明確に印象づけられたように思い、
ラストの西住姉妹とのそれも、
さらに盛り上がったという気がするのですが…。


確かに愛里寿も高地の戦い以降で残っていた高校生チームの、
じつに半分近くをひとりで撃破してるので
充分に強さはみせてはいるのですが、
何かその内容がどうなのかなあ…と。

横綱が平幕ばかりに勝っていて、
三役以上とやってない図に似てるといいますか…。


むしろ三人の中隊長の方が、
サンダースのファーストラインを無傷で一蹴したことで、
強さを充分感じさせていたと思います。

数よりも内容の方がやはり印象に残ってしまうんでしょうね。


あとこの前後で、ももがーが、
筋トレでパワーアップしすぎたせいか、
操縦桿を壊してしまったのは笑えた。


この後三人を止めるためにカチューシャとエリカが止めにかかり、
(レオポンは途中でエンジントラブルで脱落)
2対3と言う不利な状況にもかかわらず、
サンダースを一蹴した三両のうち一両(ルミ車)をここで止めることに成功、
あとは西住姉妹に託す。


このあとラストみほとまほだけとなった高校選抜は、
2対3という劣勢で愛里寿たちに臨む。

ここで西住姉妹の、
一年ぶりではあるものの、
決勝戦でお互いの実力を感じ、
そして確認し合ってたためか、
最高に息のあったコンビネーションプレーを展開、
愛里寿以外の二台(メグミ車とアズミ車)を撃破、
逆に2対1という有利な形にもちこむ。

だがそれにもかかわらず
以降はむしろ愛里寿の方が押し気味なくらいで、
愛里寿がセンチュリオンを使っているとはいえ、
二人はなかなかな決定的なチャンスがつかめない。

おそらく二人の中隊長と愛里寿では戦い方が違うため。
ここでは先の三人ほど連携がとれず、
むろしひとりになったことで自由に動けるようになったのかも。


このため閃きのみほと熟練のまほという、
西住流最高のコンビネーションも、
飛び級で大学に進学してきた島田流の超天才には、
なかなかつけこめないまま、
攻守の切り替えがめまぐるしく変わる、
ノンストップの激しい応酬が延々と繰り広げられる。

GP11.jpg


正直言うと、
このあたり怪獣映画のノリに近いものを感じるんですよね。
なんといいますか、
キングギドラに対するゴジラとラドンといいますか…。


その後、
とにかく狭い所でひたすらグルグル回るように戦うので、
そのノンストップ感覚が半端じゃない。
お互いにギリギリの部分での戦いという、
その緊張感がこの状況によってさらに加速されるため、
見てる方も一寸先が読めない状況が延々と続く。

島田流ではないけれど、
日本アニメここにありといったところか。


そんなこの戦いの最後、
子供時代の二人が手を繋いで仲良く遊んでいたシーンと、
二人でコンビネーションをしているこのラストというのが、
こういうところでいい対になっているのも、
殺伐とした雰囲気をさせないものに役だっていたが、
子供時代の回想では最後まほがみほをリードしているシーンで終わったのが、
このラストではみほがまほをリードするようなかんじになっていて、
みほの成長というのが演出されていたのもまたよかった。

そして二人が最後の連携をみせる直前の表情が、
その子供時代の回想シーンのある部分の二人の表情と、
どことなく重なる部分があり、
こういうところの演出の細かさが、
ガルパンの人気なのかなあとあらためて思った次第。


そしてついにあのラストアタックへと繋がっていくのですが、
この間にいかに多くのドラマがあったことかというくらい、
見せ場てんこ盛り状態の最後一時間となっています。



この試合展開の詳細は以下のサイトのここにひじょうに分かり易く描かれています。
しかしよくこれ作ったなあと感心通り越して脱帽です。
http://ガルパン.biz/wp-content/uploads/2015/12/4dfe83a2f97b14ac5ca57d1c5ccf1cc8-e1450608336139.jpg


あとこちらはそれに遊園地の全貌を付加したもの。
http://blog.livedoor.jp/achtung0430/archives/47594890.html
ただただ頭が下がります。



この作品、
とにかくTV版以上にありとあらゆる戦車がでてくる。

戦車好きにはたまらないものがあるが、
これは基本学園ものであって、
スポ根ではないし戦争ものでもない。

そのためみているときは
「戦車戦すごいなあ」
だけど、
観終わるとその中での各人のドラマの方が、
なぜか強く印象に残るものとなっている。


その中にはTV版との関係みたいなものもある。

そのひとつがみほを中心とした作戦会議で、
各人が文字通り言いたい砲台撃ちまくってるときに、
まほがカチューシャを睨むと、
あのカチューシャが怯んでしまうシーンがある。

そういえばTV版8話でダージリンがカチューシャに
大洗の隊長は西住流と伝えたところ、
一瞬やはり怯んだような声になったことがあった。

自分が勝った相手の隊長になんでと当時は思ったけど、
こういう関係だったのねと、納得させていただきました。


ただこの会議の時、
桃ちゃんが喋ってる途中のそんなまほに、

「長い!」

といって突っ込みを入れて会話を遮っていたのはよくよく考えると凄い!

カチューシャをビビらせる程のまほをもってしても、
仕切りモードの時の桃ちゃんには勝てないということか。

おそらく横にいたエリカも

「隊長に突っ込みを入れるなんて…!」

と、さぞやビックリしたことだろう。


それとこの会議の時、
まほに睨まれて怯んだカチューシャにみほが、

「副隊長をお願いします。」

といってカチューシャを喜ばせたとき、
カチューシャを肩車しているノンナが、

「みほさん、ほんとうにすみません。」

というような目つきでみほをみているのがなんともだった。


またTV版6話で醜態を晒したサンダースのアリサが、
恋愛ネタで一緒に組んでいたうさぎチームの面々に、
執拗にいじられていたのがまたなかなかだった。


ところでアリサ役の平野さん。

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いじる役はあっても、
これだけ多数に全方向からいじられる役というのは、
じつはあまり個人的に記憶が無い。

そういう意味でもちょっとこのシーンは新鮮だった。


それにしてもアリサはほんといい人全開だった。

TV版の10話で、
車上から座ったままだけどみほたちに笑顔を送っていたが、
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今回の劇場版では、
搭乗機の中から無線でエールを送ったり、
試合終了後も、
サンダースの中でいちばんあんこうに近いところにいたりと、
この人もじつはダージリン同様大洗マニアなのかというくらい、
劇場版でもとにかくいい人全開だった。

そういえばTV版第4話で、
全国大会の抽選会の時、
大洗が相手と決まって喜んでいたシーンで、
アリサのまわりにずいぶんみんな集まっていたところをみると、
この人本質的に人に好かれ慕われる、
典型的な「ほんとはいい人」タイプなのだろう。
50acc02d.jpg


さらに頂上でカールの砲弾に吹っ飛ばされリタイアした黒森峰のパンター二両。

一両は会長たちに決勝で履帯撃たれて「うちの履帯は重いんだぞ」と文句言ってた子で、
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もう一両は前年決勝時に水没した戦車に乗車していて、
今年の決勝がはじまる前にみほにその礼を言いに来た子というのが、
細かいなあというかんじ。
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この二人はTV版でもけっこう印象が強かったので再登場となったのかも。

名前はともに今回クレジットされてないけど上の車両内訳に明記しておきました。

一応台詞はあったけど少なすぎるのでオミットされたのだろうか。
まあひとりはファンの中での通称なのでしかたないといえばしかたないのですが…。


そしてこの人も再登場。
gp11.jpg
今回名前もルクリリとこちらは正式にクレジットされました。

やられるときはあっさりとやられたけど、
意外に最後までこの旧式戦車で残ってたことを思うと、
けっこうなインサイドワークを持った人なのかも。


そして試合終了後、
ほぼ同時に溜息を大きくついた西住&島田の両家元。

本来あまり仲の良くない二人のようですが、
会話からは少しだけその関係は氷解したようです。

尚、OVAでのアンチョビの話し方によると、
西住流と島田流が戦車道の二大流派みたいなようです。

因みにここでの「島田」流の島田とは、
島田豊作中佐
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B3%B6%E7%94%B0%E8%B1%8A%E4%BD%9C
のことをさしていて、
フミカネ氏をさしているわけではありません。念のため。

それと試合終了後、
まほが車両をおりた後、
黒森峰のマークのある戦車の側面に対しての仕草が、
TV版のみほが優勝した後の、
あんこうのマークへの表情と雰囲気が同じというのがなかなかで、
いかにも姉妹というかんじが描かれていました。

それを受けてのあの切ない表情ですのでなおさらです。


しかし驚いたのは、
この試合時点でまだ8月末だということ。
とんでもなく濃密な五か月間だなあと、
あらためて痛感しました。


それとボコミュージアム。
これって大洗にあるという設定なのかなあ。

だとすると愛里寿も、
これからはちょくちょく大洗にくるのだろうか。

もし後日談があるとすると、
このあたりからいろいろと膨らますことはできるかも。


さて声優。

とにかくこの作品。

台詞と名前のあるキャラが80人以上いる。
掛け持ち等があるので、
声優さんの人数はイコールではないが、
それでも60人以上は出演されている。

かつて「史上最大の作戦」という映画があったが、
これだって台詞のある名前のあるそれは50人ほど。

この人数は甚だ規格外だ。


しかもその出ている人たちも、
あまりにもバラエティに富んでいる。

まあ一堂に会することはなかったようですが、
それでもスタジオに入りきれないこともあったようですし、
椅子の並べ方も尋常ではなかったとのこと。

このあたりメイキングに入れてほしいなあ。


しかし水島監督の声優に対する思いやりというか、
リスペクト感は半端じゃない気がする。
(まああのパンフレットをみればそれはよく分かるのですが…)

そのせいか、
TV版のときちょっと不慣れな役のせいか、
ややつたなかったところも散見された椎名へきるさんも、
劇場版ではそれに応えたのかより柔軟にやっていたように思う。

特に椎名さん演じる蝶野さんがラストで、

「大洗女子学園の勝利」

と言うところで、
ちょっと感極まったようなかんじの言い方になってたけど、
正直あれはけっこうこちらにも伝わるものがあった。

TV版ではいろいろと言われてたみたいだけど、
このときだけは椎名さんでよかったと正直思った。

AMI.jpg

なんかふと思ったのですが、
今回出演している声優さんの中には、
水島監督が好きなアニメや好きなキャラを過去演じてくれた、
そういう声優さんがかなり含まれているという気がした。

ひょっとしたらこの作品、
水島監督の声優自分史みたいなものもあったかも。


しかしとにかく大人数の声優さんが登場しましたが、
個人的に印象が強かったのがミカを演じた能登さんと、
西隊長を演じられた瀬戸さん。

特に瀬戸さんは上でも、

「みかけはいいが話すと意外と残念な人」

に定評と実績があると書きましたが、
ここでもその実力は遺憾なく発揮されていました。

ただそれ以上に砲撃戦でのリアクションがうまく、
平野さんのようにこの作品で一度馬鹿になりきった人はともかく、
初登場でここまで存在感を発揮し、
しかもどっぷりと違和感なくカルパンワールドにそまっていたことは、
かなり評価されていいと思います。

正直、みほまほの渕上さんと田中さんを別とすれば、
個人的には瀬戸さんはこの作品のMVP声優だったと思います。


声優がらみは以上ですが、
あともうひとつ。

じつは最初みたとき、
なんか最後の最後での、
西住姉妹の合体攻撃あたりから、
なんか急にスッキリしたかんじになったので、
これはまた戦車戦で精根尽きたか、
それとも時間切れかと思ったのですが、
二度目みたとき、
これだと下手にいろいろとつけられないかもと、
ちょっと観方が変わったものでした。

ようするにあまりにも濃密に一時間やってしまったため、
もうラストの一本場の前ですべてやりつくし、
完成しきったようになってしまい、
下手にここでいろいろと細工すると、
その前段階の場面の完成度に、
若干ケチをつけてしまうのではという、
そういうところがあったように感じられたのです。

このためラストはエンディングの歌にのせて、
TV版で描かれていたような部分を挿入、
あれだけ凝らしに凝らした作品の、
最後じつに外連味なく終わるという、
そういうことになったように感じられた。

ただこのエンディングのところも、
みているとけっこう描かれているものは、
これまたじつに細かくやられているので、
OVAの時のように、
動いていないとかそういうものはない。

これは当初90分ものが120分超になり、
本来余韻として残されるはずだったスペースまで、
本編の戦闘シーンとドラマシーンが食い込んでしまい、
結果すべてが一体となって、
ああいう終わり方になってしまったのだろう。

西住姉妹の「復活」の場合は、
あの愛里寿とのラストバトルが雄弁に物語っているので、
やはり言葉いらないだろうし、
大洗女子復活の喜びも、
すでにTV版で一度やったような形となっているので、
今回はアッサリと言ったところか。

ただそうなっちゃうと、
観ている側としてはなんかこの次も期待してしまうわけで、
ラブライブとは違い、
三年生卒業までまだ時間的に余裕があるので、
まだひとつふたつ出来そうな気はするが、
さすがに今制作サイドにそれを求めるのは酷というもの。

しかも今回の出来がこれでしたから、
なかなかクオリティもおとすことはできないし、
どうしたものかといったところでしょうか。

それにファンとしてはTV版での姉妹対決以降、

GP9.jpg
GP10.jpg

今度はタッグで思ってた人も多かったので、
その夢を果たせた人にとってはこれでお腹いっぱい、

「ありがとうございました」

かもしれません。

まあ個人的にも、
「ありがとうござました。しばらくお休みくださいませ。」
といったところです。

いくら好きこそものの上手なれとはいえ、
これだけのものを絞りだしたら、
スタッフ全員今は虚脱状態でしょうから。


以上こんなところです。

ちなみにパンフによると、
公開十日前でもまだ本編は完成していなかったとか。

ディスク化されるときは、
おそらくまたこだわりの修正やら追加やらが入るかも。

ふだんはあまり自分はそういうのを気にしないのですが、
今回はなかなか高い完成度だったからこそ、
ちょっとこのあたりも興味津々です。

発売は来年の海楽フェスタあたりでしょうか。
違ったらすみません。
(ここまでヒットしたら夏頃になるかも)



とにかく関係者の皆様。

ほんとうにお疲れ様でした。

しかし日本のアニメも、
ここまでジェットコースター感覚のスピード感あふれる、
しかもこれだけ長丁場もたせられる、
内容の濃いものがつくれるようになってたんですね。

しかもしっかり思いの丈もつまってる。

特に最後のこれが大事。
これがガルパンのじつは真髄!

なんかもう感無量です。


gp01.jpg
しかしこのパンフの裏表紙。モロ某映画のオマージュですね。


G&P_MOVIE_KEY_WEB.jpg

ところで以下のポスター。

GP14.jpg

そういえば最初はこれだったんだですよねえ。
なんかもうガルパンは延びてあたりまえ。
大洗もその方が話題が引っ張られてOKみたいでなんともです。
しかも最初はたしか2014年公開予定だったはず。

もっとも当初の予定通り2014年だったら、
蝶野選手のガルパン大使就任もあったかどうか。

このあたりいろんな意味で「運」をもっている作品です。


といったところでいったん〆です。
読んでいただきありがとうございました。

ほんとに長くてしかも取り留めもなく申し訳ありませんでした。


◎ここで全体の1/3が終了です。


[その他もろもろ]

ここから先は今まで以上にとりとめないこと書いてます。

もしよろしければ引き続きご覧ください。



じつはこの作品。

ちと不満がじつはある。

大ヒットしてるのでそろそろ書いてもいいかと思うのでここでひとつ。


「この人たちいつやられたんですか?」


というのがじつは後半かなり散見される。

中盤くらいまでやられた人たちは、
それなりにリアクションやらアップがあったのでわかるけど、
戦闘終盤でやられた人にはじつはそれがほとんどない。

「そど子」「カチューシャ」「エリカ」あたりは、
やられた後もフォローが無いのでちょっとわかりにくい…

…というか最初みたときなんかなんかぜんぜんわからず、
気づいたら西住姉妹だけというかんじにみえていた。


終盤のスピード感がそのためUPしたのは分かるけど、
最後のシーンになったとき、

「あれ?あの人たちどうしたっけ?」

とけっこうなってしまった。


このあたりビデオ化するときもそのままなのかなあ。

たしかに何度か見るとこのあたり分かるには分かるんですが、
なんか時間切れっぽい気が、
このあたり特にするんですけど。

特にテーマパークに入ってからそれが顕著で、
TV版ではこういうところがけっこう丁寧だったので、
余計それを強く感じてしまった。

このせいか大学の中隊長三人も、
終盤やはりやや影が薄くなってしまった。

強いて言えばルミだけは、
迷路で翻弄されていたシーンがあるので、
このあたりの印象が強かったけど、
いつ脱落したかは消去法でしか判別がつかなかったのは残念。
G2.jpg
ルミ中隊長
※この人が後に大洗に教育実習に来て、しかも桃ちゃんの親戚だったらかなり笑える展開。

また残り二人もそれほど大きな見せ場がなかったので、
若干イメージがかぶったまま終盤に突入したように感じられてしまった。
G3.jpg
G1.jpg
※上がアズミ中隊長で下がメグミ中隊長。


このあたりが不満というか物足りないというか。


あとできれば大洗女子存続決定の書類に、
ハンコがドカンと押されるシーンなんかも、
ベタだけどどこかにあるといいかなあと。



TN.jpg

上のそれは「大使」になられた蝶野さんによるCM。
以下にリンクしておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=FqD_Bqydr8k
しかし蝶野さんで聞く秋山殿の台詞というのも、
なんかかなり濃いですねえ…というか同じ台詞に聞えない…。



「西住流」と「島田流」

TV版2話で蝶野一尉が、
「西住流は最も由緒ある流派」と言ってるので、
西住流はおそらく戦車道の王道なのだろう。
その姿勢はすでにいわれているように、

「撃てば必中 守りは固く 進む姿は乱れ無し 鉄の掟 鋼の心」

だが、これに対し島田流は劇場版では、

「変幻自在、忍者戦法」(だったかな)

というようなことを言われていたので、
その質はほぼ真反対。

ひょっとすると新進気鋭の流派なのかもしれない。

服装やみている姿勢も西住母に比べると、
島田母はどこかもう少しハイカラなイメージがありますし。

今回の一戦はそういう意味で、
ボコミュージアム廃館VS大洗女子廃校という、
「廃館」と「廃校」の戦いというだけでなく、
新旧流派の代理戦争という面もあったのですが、
ただそうなると文科省の島田流への対応と、
西住流への対応があまりにも違う。

文科省がこういう事に疎かったのか、
それとも西住流がややお硬いので、
柔軟な島田流が裏では重宝されているのか、
このあたりちと気になるところではありました。

ただ島田流が愛里寿によって
「日本戦車道ここにあり」
と世界に知らしめたと言っているところをみると、
正直西住流はややこのとき、
島田流に押され気味だったのかもしれません。



ラスト継続が何故水上でのシーンだったかというと、
継続高校がフィンランド系の高校だからだと思います。

フィンランドは母国ではスオミとよばれていて、
その意味は「湖や沼」というものだそうで、
それでああいうシーンになっていたのだと思います。

因みに「フィンランド」と「スオミ」という言い方のそれは、
日本でいうところの「ジャパン」と「日本」みたいなものなのだそうです。


しかしミカのイメージ元がスナフキンかあ…。

ぜんぜん気づかなかった。
スナフキンは緑色のイメージが自分には強すぎたからかなあ。

しかも弾いてるのギターだったし。

それにあの帽子、
色は違うけど金田一耕助さんの帽子とイメージがダブるんですよねえ。

だからスナフキンというのはでてこなかったなあ。


あとたしかフィンランド大使館の何かでみたけど、
継続の三人の女の子の名前が、
フィンランドでは全員本来は男の名前というのにはビックリした。

そういえばフィンランドの天才指揮者でミッコ・フランクがいるなあ、
言われてみればそうか。



今回大洗のいろんなところがこれひとつでみられます。
いいPVというかんじもしますが、
最初の方でも書きましたが、
なんか大昔の「ゴジラ」(1954)の時に、
それがヒットしたいということで次作は大阪をという誘致?があり、
「ゴジラの逆襲」では盛大に大阪が壊されたことを思い出しました。

oo2.jpg
oo3.jpg
oo4.jpg
oo8.jpg
以上予告編&番宣より

こういう作品、あんまり今後出てこないだろうな。
むしろでてきすぎてしまうと、
中には露骨すぎて辟易としてしまうものも続出するかも。

これはあくまでも特殊であって、
埼玉あたりの秩父、川越、鷲宮あたりがふつうなのかも。

それとこれはあるところでみかけたコメントだけど、

「ガルパンって「大洗」という地名以外、じつは場所やスポットを描いても、台詞で場所やスポットを言ったことってほとんどない。あるとすれば「アウトレットモール」みたいな他の場所でもあるようなものくらい。そういう台詞が必要ないくらい細かくその場所を描きこみ、印象に残るように描いている。

いくら地名やスポット言っても、その場所がストーリー上にのって無理なく描かれていないと、それこそ単なる「宣伝」で終わっちゃう。そこの部分の計算というかさじ加減が鴨川はいまいち計算しきれなかったんじゃないのかなあ。」

というもの。

その通りだと思う。

わかっていていもこのあたり徹底するのって、
けっこうたいへんだと思う。

しかもあざとく狙ったら駄目。

むずかしいものです。



「じつはダージリン様がいちばん変わってた」

別に変人というわけではないです。

いちばんTV版と変わっていたということです。

TV版でのダージリンはどちらかというと格調を重んじるストイックな人、
だけどそのせいかあまりまわりとの関わりあいというか、
友人関係もそんなになかったように感じられた。

大会決勝の時、
大勢のかつての対戦仲間が次々とみほの応援に駆け付けた時、
そばにいたダージリンに一瞥もしてなかったのをみたとき、
特にそれらが感じられた。

カチューシャとの準決勝時のお茶会も、
仲が良かったからというものではなさそうでしたし。


ただいつの間にか「大洗マニア」、
もしくは「みほマニア」になってたダージリンが、
今回の大学戦前に率先して他校に電文をうってたところをみていて、

「この人ずいぶん変わったなあ」

という気がしてしまった。

おそらく大洗廃校決定、
その時点で大洗にいたこともあり、
すぐに耳に入っていただろうし、
杏会長あたりからも情報として入っていたと思う。
(黒森峰、プラウダ、知波単もそのとき廃校を知ったのかも)

なにしろ杏会長は
サンダースを速攻で動かしたほどのそれなので、
練習試合を一番最初に申し込んだダージリンとは、
もはやこの時点で連絡をとりあっていて、
プロリーグの話あたりからすでにいろいろと打診をしていたのかも。

でもそれをすぐに他校に連絡する姿は、
やはり変わったなあという気がしてしまった。


何しろ大洗との練習試合のとき

「サンダースやプラウダの戦いを下品」

と切って捨てていた人が、
その下品な戦い方の高校と一緒に組んで戦うため、
率先して電文を打ってたのですから。


もっともすでにあの大会以降、
各有力校の人間関係が大きく変わっていたというのも大きいでしょうが。



まほと愛里寿は国際強化チームで一緒ではなかったのか?
もし知っていたら何故みほに愛里寿の戦い方みたいなのを教えなかったのか?

というかそれ以上に優花里ほどなんでも知ってる人が、
飛び級で大学に入り社会人にも勝った天才愛里寿を知らなかったというのも、
今考えてみるとかなり意外。

社会人との試合はボコランドの後みたいだからしかたないとしても、
ちょっとこのあたりはひっかかった。

ひょっとすると愛里寿は高校でまったく試合をしないまま、
中学から大学へ飛んだということだろうか。

ただそれでも自分より年下でこれだけ凄い中学生がいたということは、
戦車が友達のこの人のアンテナに引っかかってこないというのはちょっと不思議だし、
他校からも、
「島田愛里寿が相手とはやっかいだな」
くらいの愛里寿を意識した発言が多少はあってもいいはずなのにそれも無かったのは、
やはりちょっと不自然という気がする。

データ分析に秀でたグロリアーナのアッサムや
情報収集に長けたサンダースのアリサだっているのだから。

特にサンダースって大学付属なんだから、
愛里寿のことを大学のメンバーから聞いていてもおかしくないので、
ケイあたりからこのあたり一言あると
もう少し愛里寿の存在感がより増していたような気がしたので、
このあたりも今考えると少し残念かも。


ただもうこのあたりは分かっていても時間切れだったのかもしれない。



ひとつ鬱なことを言うけど、
大洗が廃校にならないということは、
国の予算の関係もあるし文科省のノルマもあることから、
どこか急遽ひとつ代わりに潰されるんだろうなあ、
というかんじが急にしてしまった。

その学校、大洗を恨まないかなあ。

貧乏なアンツィオは大丈夫かなあ。

それにしても一般の学園艦に住んでいた人たち。


いつ頃から学園艦廃艦のことを知っていたのだろう。

決勝戦の時までにもし知っていれば、
決勝戦はかなりその観方も緊迫したものになっていたと思う。

ただそうだとしても、
この時点でいきなり数日間で退艦しろというのはやはり無茶。

ガルパンって前もどこかで言いましたが、
細かい所にはとことんこだわりのあるマニアックなものになってるのに、
でかいところはほんと大雑把というかザル設定なんですよね。

そこがこの作品が変に深刻化しない理由でもあるのですが。

その点ちょっと
「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」における、
プログラム構成と似たものを感じるのですが、
このあたりのマニアックな話はここではパス。



しかしあのエキシビションマッチ。

どっからあんな組み合わせとなったのだろう。

ふつう考えると、

大洗&サンダース
VS
グロリアーナ&プラウダ


アンツィオはお金が無いので駄目として、
なんで知波単という強豪とは縁遠い学校と組んだんだろう。

同じ一回戦負けならサンダースの方が筋というもの。

このあたり今考えると、
最初は会長もしくはダージリンが黒森峰に頼んだものの、
やはりいろいろとあって拒否、
かわりに黒森峰が二回戦に自分達と試合をした継続を推薦、
だけど継続がこれを受けなかったたため、
黒森峰が一回戦でやった知波単になったというところだろうか。


継続のアキがミカに出ればよかったみたいなことをいってたので、
おそらくその線ではなかろうかと。


なんとなくですが…。


しかしケイはダージリンやまほとあまり交友がないのだろうか。

ちょっと謎。


(追加、2016,11/15)

ここでひとついやらしいことを。

大学戦で知波単がサンダースと組んだ経緯だけど、
これを「みほ」の一存で組んだとしたら、
やはり知波単の扱いはたいへんだったんだろうなあと。

エキシビションで組んだみほ達はもうこりごり。

かといってダー様やプラウダはそれをみてるので、
さすがにどうですかとはいえない。

さらに黒森峰は大会で木っ端微塵に叩き潰してるので、
無理に押し付けてしまうと、
今度こそ御母堂に勘当されてしまうだろう。

このため人格者のケイ率いる、
細かいことを気にしないサンダースに頼ったと、
そんなところではないだろうか。


ただこの二校。

ぜんぜんコンビとして機能してないし、
各自勝手気ままにすぎるという感じで、
間に挟まったかんじの、
うさぎの澤車長もかなり困ったことだろう。

しかもやられるときは、
両校ちまちまやられずに、
一気に全滅するという潔さだけは共通しているので、
余計この二校、
チームとしては質が悪い。


おそらく今後この二校が組むことは無いだろう…
…と思いたい。


わからないんですよね。この二校。
細かいこと気にしないんで。

「チーム大ざっぱ」に末永き幸運を。



続編…正直何とも言えない。

ただいろいろと種のようなものは撒かれているので、
収穫しようとおもえばできるというくらいだろうか。

あるとしたら舞台はU22戦かもしくは戦車道版天皇杯か。それとも国体か。
(U18戦にしてもけっきょく愛里寿は入って来るのでそれはそれでOKでしょうが)

残る課題はみほにとっての、
家族を含む西住流との決着のつけかたくらいだろう。

それに他の校や流派がどうからんでくるか。

もっともガルパンは、
TVも劇場もスポーツありきというより、
廃校阻止というものが大前提ではじまっているので、
ただ大会云々だと動機として弱いし、
本来描こうとしていたものとも質が変わって来るし、
そのへんどうなのよというかんじがしてしまう。


ただ愛里寿が他の大学生から疎まれて孤立、
けっきょく高校に一度差し戻しという、
そういう設定での、
みほも含めた人間関係の修復というものを中心とした、
そういう展開なら有りかもしれないけど、
正直あまり確執ものはどうなのかなあと。

しかしもし大洗へ愛里寿が転入しちゃうと、
島田母は絶対激怒するので、
結果家元の母を怒らせた娘が二人いる学校という、
なんとも不思議な絵ができてしまうため、
これはこれで興味深い展開にはなってしまいますが…。

ただこの設定で長期化すると、
愛里寿が「けいおん」の梓みたいなポジションになりかねないので、

「だから竹達さんかあ」

と、なっちゃうのもどうなのかなあと。


新メンバーや新設定も出てきているとはいえ、
とにかくこの劇場版の次というのはなかなかたいへんです。

再来年(2017)10月は早くもガルパン放送開始5周年となるので、
そのあたりまでに何か動きがなければ投了になるかもしれません。

それにガルパンは話が進むにつれ、
次第に戦車が新しくなっていく傾向があり、
今回の劇場版はセンチュリオンやパーシングという、
大戦末期に登場した戦車が出てきているので、
ひっとするとこれで打ち止めになるという、
そういう意味が込められているのかも。

こちらも正直もうあまり無理はしてほしくないので、
機が熟すことが今後もしあれば、
というところでしょうか。


ただしこのアニメ。

TV版は12話しかないんですよね。総集編のぞいて。

「けいおん」や「ラブライブ」の半分も無いことを思うと、
やはり二期待望論はいずれでてくるのかなあ。

劇場版、エンドマークなかったし。


まあもし何かあるとしたら、
2017年~2018年あたりに60分もののOVAがひとつ、
というような気がします。

ただそれも続編ではなく、
第63回戦車道全国高校生大会ハイライトみたいに、
「黒森峰」VS「グロリアーナ」
「黒森峰」VS「継続」
「アンツィオ」VS「マジノ」
の三本立てみたいなものになるかもしれませんし。

それが出たら本当に御終いかなあ…

…と思っていたけど、そのころになると、
じつは東京オリンピックがけっこう近いところにきてるので、
ひょっとしてTV版第一話から話題になっている
「戦車道世界大会」の、
そのプレ大会として、

「戦車道高校世界大会」

的なものがTVか劇場で、
2020年頃にあるかもしれないという気が急にしてきた。

考えてみると、
みほと西住流という、
この話で一番のテーマがじつはまだ明確に決着がついてない。

このあたりも絡めて、
ひょっとすると最終決着をつけるものがでてくるかも。


ただしそこまでガルパンのパワーや、
水島監督の気持ちが持続してたらの話ですが…。



私的なことですが、
ようやくまともな状態で「ガルパン」をみれました。
理由はちょっと今は言えないですど、
こちらに原因があって、
とにかく過去数回は満足な状況でみることができなかった。


だけど公開から一か月経って、
今回ようやくその全貌をみておもいきり堪能させてもらいました。

これでようやく「ガルパンはいいぞ」といえるようになりました。


あらためてほんとに細かいですこの作品。

パークでの愛里寿と西住姉妹の対決のとき、
あの重要な役回りを演じるクマの乗り物が動き始めた時の描写や、
黒森峰の二人のモブキャラの存在も、
今回しっかりと確認することができた。

またカメさんチームがかなり早い時間帯に、
迷路で四号と離れ、
高い場所へ移動していくのも分かった。

このためルミ隊長が
「車高の低いヘッツァーに気をつけろ」
と言ってたけど、
このときはもうカメさんは迷路から出つつあったのかも。

しかもこうすると四号は視界にあらわれたらすべて迷わず撃てるし、
ナビはアンチョビがコースター上からしているので、
これほど確実なものはない。

こういところもようやくハッキリと確認できた。

正直観終わって今までと違いかなりスッキリしました。


ただ好事魔多しといいますか、
音響的にはこの日はじまったSWの新作が、
ドスンドスンとなかなかの音でこちらの方にも響いてきて、
静かな時にもどこかで戦車が走り大砲を打ってるような、
観ていてそんなおかしな感覚ではありました。

もっとも後半はそんなもの聴こえないくらい、
こちらもドンパチやっていたので、
ガルパンはSWの次に音がデカい映画かもなどと思ったりもしましたし、
同じようなことから別の時は
けっこう他の映画にご迷惑かけてたのかもと、
ちょっと心配になったりもしました。

岩波さんのゆうような音響でやりたいものの、
なかなかこういう状況下ではたいへんなようです。

しかしほんと面白い映画です。傑作!



TVで劇場版の一部を放送していたけど、
そこで知波単がグロリアーナの戦車を一両撃破したとき、
西隊長の、

「聖グロから白旗なんてスチュアート以来だな」

という台詞を聞いて、
ひとつ書くのを忘れていたことを思い出した。

このスチュアートというのはイギリスのM3軽戦車のことで、
この戦車はかつて大戦中に日本に鹵獲され使用されたという歴史がある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/M3%E8%BB%BD%E6%88%A6%E8%BB%8A
※グーグルの「スチュアート戦車」の項目。


おそらく知波単もその流れでスチュアートを使用していたのだろうが、
当時の日本の戦車よりもこのスチュアートは強力で、
日本の有していた最強の戦車とまでいわれていたようです。

それであの台詞になったのかと。

https://www.youtube.com/watch?v=Am_aHKUh-uc
(このバンダイが配信してるものより一分ちょっと長いものがその時放送されました。)



じつは昔買った「第二次世界大戦ブックス」というシリーズでは、
ティーガーをティーゲル、パンターをパンテルと書いてあり、
このアニメをみるまでずーっと各々そう思っていたのですが、
どうもそれはかなりの少数意見のようで、
ガルパンでの呼称が正式だとか。

勉強になります。



これもそろそろいいかなということであれしますが、
サンダースのスーパー・ギャラクシーは、
ほんとに大洗の戦車を全部積めるのかというネタ。
http://yurugadge-channel.com/article/169371856.html
というサイトにその結果が書いてあります。
興味のある方はぜひどうぞ。

ただとにかくあそこはあれでいいんです。
だって飛んじゃったんだから。



ここまで書いてほんとどうでもいいことなんですが、

これはOVAからそうなんですが
カエサルがカルパッチョを「ひなちゃん」とよぶたびに、
「バディ・コンプレックス」の弓原雛を思い出してしかたなかった。
あまり声優に意識がいきすぎるのもどうかというお話。



   ~さらに続きます…~



久しぶりに劇場版を観に行ったら、
大学戦が決まった時のあるシーンで、
ねこにゃーこと猫田さんが眼鏡越しに鋭い視線を向けているシーンがあるのにビックリ。

この人の眼鏡越しに目が見えるシーンなんて今まで記憶になかっただけに、
なんでこのシーンを今の今まで見落としていたのかと、
ちょっと我ながらガックリ。

ねこにゃーの本気モードがかなり見えたシーンなだけに、
もっとこういうのは早く気づかなければと反省しきりです。

そういえばパンフにねこにゃーの声を担当している葉山いくみさんが、
「今回のねこにゃーは一味違う」と色紙に書かれていたので、
案外これのことだったのかも。


あと大学との試合開始前、
ワンシーンだけだったと思うが
愛里寿の後ろに、
画面の端から端まで百人以上とも思える、
大学選抜チームの選手が遠くにズラッと並んでいたけど、
ほんとはこのあたりももう少し強調するような演出にすれば、
みほが試合開始前に

「今度は駄目かも」

という台詞がより強く観てる方にものしかかってきたような、
そんなかんじがしました。

これも時間切れだったのかもしれません。


しかしほんと細かいとろこにいろいろと仕込みがあります。
この作品なかなかその多くを見切るのがほんと難しいです。



それにしてもカチューシャは、
先の大洗とのエキシビションでのラストといい、
この大学選抜でのルミ車を止めた時といい、
けっこう自分がやられること覚悟のアシストをためらわずやってしまう。

特にルミ車を止めエリカのアシストをし、
結果バミューダ―アタックを西住姉妹にしかけられないようにしたのは、
この後の展開で極めて大きい一手だった。


勝つためなら隊長であろうとなかろうと、
ここがポイントというときは身を切っても勝ちを取りに行くという、
カチューシャはそういうタイプなのだろう。

ノンナが、

「あなたはこの試合に必要な方です。 あなたはウラル山脈より高い理想とバイカル湖のよう に深い思慮を秘めている。」

というのは、
ここという所の勝負どこで、
最良の役割を果たすということを言っているのだろう。

残念ながら大会準決勝でうまくいきませんでしたが、
この大一番では見事に大役を結果的に果たしたといえるでしょう。

しかしバイカル湖の深さはともかく、
ウラル山脈ってそんなに高かったかなあ。

一番高い所でも海抜二千メートルにはるかに届かないし、
平均千メートル級前後の山が連なってるというイメージだし。


そういえばかつて知人がロシアに行ったとき列車の中で車掌さんに、

「ウラル山脈ってどれですか?」

と聞くと、

「ああ、今さっき通り過ぎたよ」

「ええーっ!」

となったとか。

なんかとにかく場所によってはそんなかんじらしいです。


これがコーカサス山脈ならノンナの言う事もわかるんですけどねえ。

なんかここだけカチューシャの背丈と重なって妙に…だったんですが…。

それとも思慮深いわりには理想が低いとか?


謎。



そのカチューシャと最後組む形となったエリカ。

この作品でもあいかわらずエリカはエリカだった。

まほに心酔しているものの、
みほとの仲にわって入ることのできないそれが、
なんか今回は特に強く感じられた。

隊長会議の時といい試合中といい、
まほのみほに対する半端でない絆みたいなものに、
正直かなりめげていたものの、
終盤、まほに「行くか」と言われた時のその返事は、
ほんとに報われたというかんじがして、
なんかこっちまでホッとしたものだった。


ただエリカは気づいてなかったかもしれないけど、
まほだけでなく、
じつはカチューシャもエリカを評価しており、
それがラスト近くで自らルミ車の動きを止め、
エリカに一撃を託す要因ともなっていた。

もし信頼できない相手なら、
無理をしてでも自車のみでの勝負という、
割の悪い賭けに出なければならなかっただろう。

この直後、
この二人の間にどういう会話が交わされたのかけっこう気になります。



あるサイトで「どんぐり小隊」を、
なぜ謎の砲弾の捜索隊に出したかというのがあった。

個人的にはスピードと車高の低い小さめの車両でということなんだろうけど、
継続はそうでもないのでふと考えてしまった。

もし何かあった場合継続ならなんとかしてくれるのでは?
と思っていたのだろうか。

自分が上の方で継続とみほとの関係を推測がらみで書いたけど、
もしそれ繋がりなら充分ありうる話。

うーんやっぱり継続とみほがらみの続編がみたいなあ。

それを描くということは、
みほと西住流との関係にひとつの決着…
もしくは始まりになるんでしょうが…。



これも今気づいたのですが、
今回グロリアーナのアッサムが喋り出してちょっと話題になったけど、
アッサムが話し出したら今度はペコが黙ってしまった。

大洗での戦いではペコもそこそこ最初は話してたけど、
大学選抜ではほとんど何も話していなかったような気がする。

それだけダージリンの個性が強くて、
他の二人はほとんどそれに対する受けが多くなるため、
片方が喋ると片方が沈黙という、
そんなことになってしまうのかも。

アンツィオの三人がバランスよく喋ってたのとは、
随分対照的というかんじがした。

と思ってDVDを見直したらそうでもなかった。
ペコさんもそこそこ喋っていた。

うーん思い違いかあ。申訳ないです。


あと本人には失礼かもしれないが、
アッサムさんが最初喋りだす前、
なんか「ポカーン」と口を開けていたけど、
あれはいったい何を呆然としていたのだろう。
なんか妙に印象にのこる シーンでした。



あと偶然ネットでみつけたものに、
映画の最後で全員が集まってるシーンで、
ローズヒップを近くの大学選抜の人が、
じつにいやーな顔でみているシーンがあるとか。

最近みたら確かにあった。
ほんとにいやーな顔していたけどほんとにあれは何なんだろう。

一説にはロージー(ローズヒップ)に体当たりされたチャーフィーの車長という説と、
じつはグロリアーナのOGかつ先代のローズヒップだった人で、
今のロージーをみて「こんなのが後釜」という不快感からでた表情だとか、
なんかいろいろといわれているみたいです。


まあロージーがこの試合中
「チャーフィーいざ尋常に勝負」
といってスピード勝負に気持ちがいっていたところもあるので、
やられていた方はたまったものではなかったでしょうが…。


しかしロージー、絶対に紅茶を手からはなさないですね。
ダージリンだってここというときはもってないのに。
律儀というかなんといいますか…。


因みに後から気づいたのですが、
TV版第四話ですでにクルセイダーが登場していた。
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ただ練習試合にはロージーは出せないだろうなあ。
いろんな意味で。



尚いまさらですが、
キャラの敬称をここではほとんど略しています。
他意はありませんので、今回はご了承ください。



ガルパンにでてくる戦車はいつも楽しそう。


というふうにみえてしまう。
人によっては人殺しの道具や兵器にしかみえないかもしれないけど、
時代と環境と使用目的が違えばこうも変わるのかというくらいで、
戦車そのものが活き活きと愉しそうに動いているようにみえる。

これは作り手の愛情というものがあらわれているのだろうけど、
自分たちがプラモ等で戦車や戦艦、戦闘機やお城などをつくるときと同じ気持ちが、
この作品の中にあることもひとつの要因だろう。

この作品の思いの丈、
それは登場人物たちの思いの丈もあるだろうけど、
かつての自分たちのプラモなどをつくってる時の思いの丈、
子供時代の夢の現実化というものもあるだろう。

ガルパンはそういう意味で夢のつまった、
大人が本気でつくった夢のおもちゃ箱のような作品なのかもしれません。

だからこれだけ愛され親しまれ大事にされているのかも。


あとここでの戦車は、
火力や性能が劣ったものや古いタイプのものが、
より優性なものや新しいものに対して、
知恵とチームワークで勝つという、
そういう部分もひとつの特長として描かれている。

観ているものが大洗や高校チームを応援したくなるのは、
そういう部分があることも確かだろう。

愛里寿が試合中にボコの人形に語りかけるように、
そのことを代弁していたのもまたこれはこれでいいシーンだった。


そんな愛里寿がボコランドでみほと会って人形を貰った時の態度と、
試合後にその人形を渡すときの仕草をみていたとき、
TV版10話でダージリンとみほの決勝戦前の会話が思い起こされた。

ダージリンがみほに
「あなたは不思議な人ね。戦った相手にみんなと仲良くなるなんて。」

そしてそれに対しみほが
「それは、みなさんが素敵な人たちだから。」

これがガルパンの後味の良さなんだろうなあということと、
そういう人たちが乗っているから、
戦車もまた楽しそうにみえるんだろうなあという気がした。

そこにつきるのかなあ。

gp11.jpg
TV版10話より



地元の映画館が、
比較的大きなスクリーンでやってるというので観に行った。
まだやってることに正直驚いたけどまもなく終了とか。

ここでまだ今回がこの作品を初めて見るという人がいた。

この日自分の横に座った女子の方で、
中学か高校かちょっとわからなかったけど、
親子もしくは兄弟で来ていたその人はどうも初めてようだった。

ただその反応は横から聞こえてくる声などからして、
ほんとうに楽しそうだったし、
自分が最初この映画を観たときの、
あのときの新鮮な感覚がこのとき思い起こされたものでした。

ああそういえばあのときこのシーンで笑ってたし、
会場でも受けてたなあ…というかんじで。

なんかやはりこういう新鮮な感覚というのも、
複数回みてもなんとか大事にできたらなあと、
ちょっとそのあたり、
この日初めて見たこの人がうらやましく思えたものでした。



(さらにほんとうにどうでもいい話)

じつは最初観たとき、
最後の決着がついた時、
ルクリリのマチルダが撃破されたのに気付かなかったため、
(というかほとんど存在感がなかった)

「あれ、ひょっとしてもう一両いるのでは」

みたいな気がして、?な気持ちになったものだった。

ただよくよく考えてみれば、
あの状況で残ってて、

「なになに、終わったの?」

みたいなとぼけた台詞をルクリリが言ったら、
はっきりいって会場大爆笑だっただろう。


殲滅戦の場合、
そういうおかしなことが起きてもまた面白いだろうなあとは思ったけど、
さすがにここでそれはありませんでした。



あと大学選抜との試合会場、

継続と沼沢水路というラストシーンをみてて、
ひょっとすると根釧台地がモデルなんじゃないのかなあという気がしてきた。

森もあるし平地もあるし、
で、あの高台が開陽台。

もちろんそっくりではないし
イメージ的に一部がなんとなくなんですが…。

content_photo6.jpg

そうするとラストシーンの各学校の帰り方も、
なんとなくですがしっくりくるんですよね。

ただ苫小牧からかなり遠いですが…。

…と思ってたら十勝にすべてではないけど、
それに近い所があるということが明記されてるサイトがありました。
http://cheetah.hatenablog.com/entry/2016/03/01/234146


根釧ではなかったようです。すみませんでした。

ただ場所が実在していたので、
ちょっとホッとしたというか嬉しく思ってます。



ところでこの映画、
最初にでてきて台詞を言ったのはダージリンだったというのは分かるけど
最後に台詞を言って〆たのが誰だか覚えていらっしゃるだろうか。
ラストアップになっていたのはみほと学園艦だったのですが…。

そういう意味で、
この映画はほんと全員が主役もしくは準主役みたいな、
稀に見る横一列的なオールスターキャスト的映画でした。

なんかそういう意味ではかつての東映のオールスター時代劇みたいで、
ほんと懐かしい日本映画といったかんじでした。

長く続いたのは特典配布だけでなく、
こういう部分もあるんでしょうね。



大学選抜との試合を挟んで、
幼少時の西住姉妹、
そして試合後の二人が台詞無しで描かれるが、
この試合後の二人の姿が印象的。

まほが右手を出すと、
みほが両手でそれを掴み、
まほがそれにさらに左手をそえ、
二人でガッチリ握手するシーンとなる。


TV版の片手だけのどこかよそよそしい握手、
そしてやや慎重な会話とは違う、
しかも前回は互いに握手してもその距離がつまらなかったのに、
今回はまほから歩み寄って、
その距離をつめていたのがなんともで、
完全に関係が元に戻ったというか、
今まで姉妹の間でとまっていた時計の針が、
これで完全に再度動き出したことを感じさせる、
TV版のようにはたっぷりと見せたわけではないが、
これはなかなか印象深いシーンだった。

ただこのときのまほが妙にせつない表情をしていたが、
あんな最高のコンビネーションプレーをしてしまったため、

「黒森峰(もしくは自宅)にもどってこないのか?」

みたいなことを言っていたのかも。


ただみほの方も、
最後の三人との戦いのとき、
自分が単独で撃破した車両が一両もなかったことを思うと、
あらためて姉の大きさと強さを感じていたことでしょう。

それを思うと、
確かに誰ひとり欠けても勝てなかったギリギリの試合ではありましたが、
特にまほ抜きでは絶対切り抜けられなかったラストの展開を思うと、
最後の両手での握手と表情はそういことを意味していたのかもしれません。


このシーンはほぼみほの四号視線のものが多く、
もしまほのティーガー視線でみたらまたこれは違ったものに、
この試合こちらもみえていたように思えます。


試合終了後エリカのラストのまほへの言葉は、
そういうことを考えるとまたその持つ意味が少し大きくなるかも。


しかしそれを思うとなんで大会の決勝でこの人みほに負けたんだろう?

大学戦ラストで四号を後ろから空砲で撃つとき、
かなりの躊躇いの表情をみせていたことを思うと、
あの決勝最後の瞬間もしかして…。

まあそのあたりはもう終わったということでひとつ。



しかしはっきり言ってみほが実家を出て行ってからというもの、
ファッション以外は完璧超人のまほ姉さんも、
間違いなく家に帰るたびに寂しさ大爆発状態だったので、

「帰ってきてください!」

というのがとにかく本音。


それはみほが自宅に戻ったとき、
自室の壁に、
クリーニングされたみほの黒森峰の制服がきちっとかかっていたことや、
以前と変わりないくらい綺麗に掃除や整頓がされてることから、
まほがちゃんとそのあたりもやっていたんだろうなあというのをみても、
とても強く伝わってくるものがあります。

みほが大洗を卒業するまで、
まほはもうしばらく辛抱といったところでしょう。


ただ戻ってきたらきたで、
妹離れできない完璧超人の姉の、
その二年分の溺愛エネルギーが大爆発すること必至なので、
しばらくは西住家もたいへんなことになるかも。




しかしこの試合の大学選抜。

正直受けたくない試合だったのではなかろうか。

社会人に勝って話題になっている最中に、
高校相手、
しかも優勝校の廃校をかけた試合をやらされるというのも、
けっこうたまらないものがあったと思うし、
勝っても負けてもなんだかなあという感じで、
最初モチベーションは決して高くなかったと思う。


しかも中には、
大洗の優勝に心動かされた人もいたかもしれないことを思うと、
なんとも気持ち的に酷な試合だったと言う気がする。

そして30対8の殲滅戦。

ある意味プライドを傷つけられたと感じた人もいたかもしれない。
しかも「カール」やT28重戦車まで導入してるのだからなおさらだろう。

これがこのままの状況の試合開始だったら、
ほんといやいやだっただろうけど、
30対30の、
しかも高校最強選抜に近い相手との試合になったことで、
違った形で試合する意味が形成され、
意外と土壇場でモチベーションが上がったのではないだろうか。

高校生で国際強化選手になった西住まほや、
そのまほを一騎討ちで下した妹みほは大学生仲間でも話題になってただろうし、
そういう意味でもかなり気合が入っていたと思う。

しかも中には後輩と手合せすることになった人もいたかもしれないので、
そういう人にはなおさらだっただろう。


ただ観覧車がやって来る直前の円形舞台での包囲完成で、
一旦勝ったと思い気が緩んだのか、
その後急速に個々が散漫になっていったように感じたのは気のせいか。


これ以降の大学選抜のやられ方はカチューシャが大洗で言った、

「けずってけずってけずりとってピロシキの中の御惣菜にしてあげる」

というかんじのなんかやられ方だった。


この後の大学側は三人の隊長と愛里寿以外、
まったく相手を撃破することなく終わってしまった。

これが案外この試合における大きな大学側の敗因かも。


これに対し高校側も、
今まで自分たちの勝利だけを考えての試合だったのが、
初めて他校のためにということで集まったものの、
大学との試合というまたとない機会で、
自分達というか高校生の実力をみせてやろうという、
ある意味一期一会の試合という、
そういう部分でのモチベーションも高かったと思う。

特に高地でやられて以降それが強く出ていたように思う。

おそらく途中そのせいか大洗の廃校云々というのを、
けっこう忘れた状態で勝負に徹していた人たちも多かったのではなかろうか。


特にカールとの戦い以降それが強く感じられた。

ラスト知波単の西隊長が

「こちらこそありがとうございました」

という発言はまさにそれという気がしたし、
他校のみんなも
「よく代わりに言ってくれた」
と思っていたのではなかろうか。


全員が笑顔で帰途についたのは大洗を救ったということより、
自分たちが勝ったということ、
そしてそのためにベストを尽くしたことがやはり大きかったのだろう。


特にアンツィオと知波単は、
本大会や大洗でのエキシビションでのそれより、
はるかに満足度が高かったことが分かる様子が、
ラストで帰途につくシーンの中で描かれていた。


廃校対廃館
西住流対島田流

始まる前はそうだったかもしれないけど、
最後は自分自身のための戦い、
そのためには自分自身何ができるかということになっていったのが、
今回のこの試合の特長だったような気がする。

そういう意味で、
継続のミカとミッコによって〆た言葉が、
まさにこの試合を、
そういう意味を含めて総括した一言だったと言えると思う。



ガルパンの音楽。

以前もちょこっと触れだけど、
いろいろな映画のオマージュがここからは感じられる。

例えばウエスタンセットでの音楽では、
エルマー・バーンスタインの「荒野の七人」のような音楽だった。

口の悪い人はこれをパクッたというかもしれないけど、
自分はここではそれをあえてねらっていたような感じだったので、
これはこれでOKだと思った。


浜口さんのここでの音楽づくりは、
そういうオマージュも込みで、
全体的に素朴でシンブルかつストレートな曲想が多く、
プラスのキレの良いテーマや、
木管のちょっと愛嬌のあるテーマ、
いずれも耳に残りやすいものが多かった。

また曲によってはスネア(小太鼓)を多用して軍楽ぽく色付けし、
他の既存の行進曲と違和感なく聴かせるなどしていた。

これらはまるで新しいスタンダードナンバーをつくりあげているかのようで、
じつに覚えやすく口ずさみやすいテーマがふんだんに作り出され使用されていた。

TVのニュースやバラエティ等で、
けっこうガルパンの曲が使用されているのもその証明だろう。

この作品の成功のひとつに、
これら浜口さんの音楽が大きく寄与していたことは、
正直いくら賞賛しても賞賛しすぎることはないと思う。


そういえば大洗の海楽フェスでも劇場版の曲がかかってたけど、
どの曲も聴くたびにいろいろなシーンが思い起こされた。

これらがサントラの音楽としていかに秀逸だったか、
このときあらためて強く再認識させられたものでした。




みほと西住流のそれはまだいろいろと残ってるけど、
こと「戦車道」ということに関しては、
少なくとも制作側のそれは、
この映画で見事にでていたと言える。

そういう意味ではこの映画で、
この作品のいちばん大きなメッセージは、
充分に伝わっていたことを思うと、
この映画でガルパンは一旦終了なのかなという気もした。

あとは続くも続かぬも神のみぞ知るというところでしょう。


ただストーリーが浮かばないから云々というのであれば、
それこそ一般公募やってもいいんじゃないのかなあと。


意外に盲点の凄いストーリーが出てきたりして。



ただとにもかくにも、少なくとも今は一旦終了。




横浜桜木町駅前の映画館でのガルパン上映が終わった。
ほぼ四か月の大ロングランだった。

最後は館内でも小さなスクリーンでの一日一回の上映だったけど、
半分近くは埋まっていたと思う。

自分はこの作品に関してはここでしかみていない。

別にスクリーンや音響が凄いとか、
そういうことはないけれど、
ここの座席がとにかくすわり心地が良く、
二時間過ぎても腰も尻も痛くならないし、
座りなおすようなこともない。

また熱がこもることも無い。

ほんと身体に優しい座席で、
足もそこそこ伸ばせることもあり、
そのへんのJRのグリーン車よりも居心地満点だ。

二時間という作品の場合、
けっこうこういう座席の座り心地も大事だということを今回痛感しました。

ほんとうの余談でした。


しかし最初にUPしたときよりも、
この数か月でこの項目の文量が倍どころではない量になった。
こんなことは初めてです。

それだけ語ることの多い見所の多い作品といえるでしょう。


◎ここで全体の2/3が終了です。


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DVD版見聞録


ここからはDVD鑑賞による感想です。
DVDが出てからはもう映画館には行かなくなってしまったため、
ここから以降はDVDバージョンにおける感想となります。


…というわけで5月27日(2016)DVDが発売になりました。
自分は今回本編からではなく、
三種類のコメンタリーバージョンからみた。

これがなかなか興味深く面白かったけど、
ただミリタリー部門は人が多かったせいか、
素面で打ち上げをやってるようなかんじで、
なんともチャンプルー感覚満載の雰囲気だった。

というわけでここでは、
コメンタリーで触れられていたことは極力避け、
それ以外のこと中心にやっていきたいと思います。

あと絵もTV等で放送されてたものはともかく、
DVDから未放送分を使うというのは、
些か拙いという気がするので、
今回DVDの絵は使わないため
字の部分がかなり多めになります。

その代わり時間ごとに、
できる範囲で分かりやすいように書いていきたと思います。

ご了承ください。

しかしDVDだと細かいところまで繰り返しみれるし、
自分の見やすい姿勢でみれるのがありがたいです。

というわけで始めます。


00:48
エキシビション試合を観る観客のシーン。
よくはわからないが作品関係者や、
大洗の実在する人たちが細かく描きこまれているように感じられる。
じっさいどうなんでしょう。

私はあまり地元の人も含めあまり面識が無いもので。
ある意味大洗感謝祭のはじまりといったかんじでしょう。


00:54
継続のミカたちの傍観シーン。
磯浜海防陣屋跡からだろうか。
場所がちょっと気になります。


ところでここでのグロリアーナ。

GP01.jpg

最初チョンボしたのかと思ってたら、
これがどうもハルダウン戦術という、
斜面や土手に車体を隠し砲塔だけ出して戦うというものらしいです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3
勝つためには使えるものはすべて使う。
ダージリンさん(以下、ダー様)名将です。


しかし芝生、
戦車で擦ったらあの程度の擦れ方ではすまないと思ってたら、
ビデオではもっとしっかり擦れていた。

このようにかなりビデオでは劇場上映版を細かく修正補正を入れている。
ただそれをひとつひとつ指摘していくのは正直面倒なので、
ここではあまり触れません。ご了承ください。
これに特化したサイトがいくつもあるようですし…。


03:18[Chapter.2]
ここでOP。いつものOP主題曲ではなく、
「戦車道行進曲!パンツァーフォー!」。
この選曲はいい。


06:09
ここでのマチルダを知波単が撃破したというのが、
じつは単なる知波単側の勘違いという、
水島監督の発言にビックリ。

GP02.jpg

指摘されてもぜんぜんわからないし、
オーディオコメンタリー(以下OC)でも、
ミリタリー組も気づいていなかったみたい。

だけどそんなんで突撃してるということは、
大会の教訓が伝統に転化してしまった、
かなり残念な学校といえてしまうけど言い過ぎだろうか。

それにきついこというと、
なんかあるたびに突撃とか潔くとかいうけど、
結局楽で見てくれのいい手法に走ろうという、
ほんとはそういうことを嫌う硬派の校風のはずなのに、
本来の自分たちとはじつは異質なことをしているところに、
ちょっとアンバランスなものを感じがしてしまう。

それだけにその修正のとっかかりみたいなこと、
慣習を伝統化させない一手を大学選抜でうてたことは、
この学校にとってもかけがえのないことだったと思います。


09:19
バンカーからチャーチルが出てくるけど、
このときチャーチルの登坂能力の高さが描かれている。
これがエキシビション終盤の伏線にもなってるし、
大学戦でのT28砲撃のそれにもなっているようです。

それにしてもラフが少ないゴルフ場にみえますが、
こんなものなのでしょうか。

ゴルフやらないので分からない…。


10:22[Chapter.3]
ゴルフ場から大洗市街地へ。
ここから坂を下っていく時の松林の雰囲気が好きです。
因みにこの10秒後あたりのシーンから、
水浜線路線跡が歩道の横、
画面右端にみえているのがうれしい。

しかし大洗は港町ということもあるかもしれないけど、
高いビルが無く空が開けているので閉塞感や圧迫感がなく、
じつに戦車が広々と動いているし、
スピード感もかなり感じられるし、
上からいろいろな角度で描けることが可能になっている。

大洗を選んだ理由のひとつがそういう部分だったらしいので、
ここではそれがとても活きたというべきでしょう。


21:04
しかしここで「やったぜベイビー」なんて、
半世紀近くも前のフレーズを、
ねこにゃーさんは何故言ったのだろう。

謎。


22:47
大洗海岸のシーン。
このバリケード(テレイン?)は誰が何のために置いたんだろう。
KVが少し向こうから上がってくるので、
そんなに意味はないと思うのですが…。

ここで戦車が幅広く砂浜を北上していく、
ちょうどこの時引き潮だったんですね。

この前満ち潮時に行ったら、
一両でも走るのがきついくらいな状況になってました。


25:10
ローズヒップ(以下、ロージー)のクルセイダーがボロボロになりながら、
真打として登場する。

そしてこのロージー再登場からこの試合の決着がつくまで
じつは30秒もかかってないことにビックリ。

この作品、時間の感覚がかなりマヒしてしまうようです。

しかしダー様のここでの戦法、
上がり口ひとつに二か所階段があることや、
二両がこの二か所から上がり交錯しても、
アクアワールドの看板でみほからそれが見えないとか、
この人瞬時にそれが分かる人なんですね。

先のバンカーやここでの行動など、
けっこう勝つためはにシビアな面が多く、
TV版で言っていた
「恋と戦いはあらゆることが正当化される」
の見事な実践かと。


25:35
このエキシビション決着シーン。
階段下でノンナがしっかりと、
ヘッツァーの侵入をディフェンスしていることが分かる。
ノンナがこの時点でダー様と隊長なら間違いないという、
そういう確信でここにポジションをとったのか、
それともカチューシャからの指令かは分からないけど、
プラウダの強豪校ぶりが垣間見えたシーンでした。

このディフェンシブなしっかりとした考えと動きが、
大学戦で序盤カチューシャを守りきる伏線となっているのかも。


26:14[Chapter.4]
試合終了後、潮騒の湯でのシーン。
学園艦の大きさよりも、
プラウダの戦車がいまにも潮騒の湯を撃ちそうでなんか笑える。

ここでカチューシャをカウントするクラーラ。

ここはクラーラが日本語がわかる伏線となっているのですが、
じつはこれ自分が気づく前に
あるイベントでこれについての会話を偶然聞いてしまうという、
ちょっと変わった経緯で知ってしまったという思いでがある。

あれにはちょっと驚きましたが、
しかしガルパンファンはあちこちにいるなあ…。


32:10
ここでそど子の頭にバレーボールの当たるシーン。

立川で観た人が、

「あの音でそど子の首の骨が折れたかと思った」

と恐ろしいことを言っているのを聞いた。

立川には行ってないけども
このシーンまで極爆なのかなあとある意味ビックリ。


32:40
自動車部の学園艦での最後の夜のシーン。
車でドリフトしてやるといっているそれに
「思う存分やんな」
という台詞がある。
後に大洗での戦車に乗っての似たシーンでは
「ほどほどにな」
というふうになっている。

GP03.jpg

このあたり車より戦車が大事というのが、
自動車部なだけになんか微笑ましいです。


33:10
華さんが自宅に電話をしているシーンで、
ご母堂の後ろの掛け軸の絵の花と、
華さんの左にある花が同じ色なのですが同じ花なのだろうか。
植物に疎いのでよくわからないのですが気になります。

ただ片方が蔓ものなので別物なのかも。


36:20
サンダースのスーパーギャラクシー。
GP05.jpg
大洗の戦車は重量オーバーで乗らないという話だったけど、
戦車の燃料を減らせば飛ぶという説がOCにてあった。
こりゃ一度やってみるしかないですね。
(どうやって…?)


36:40[Chapter.5]
学園艦との別れの朝のシーン。
こういうアングルでみると、
学園艦ってそんなに大きく見えないんですよね。

けっこうこれを大きく見せるのって難しいかも。


37:30
学園艦が大洗を出て行くとき、
喫水線が上にあがっているようにみえた。
いろいろと上にあるはずのものが無くなったので軽くなったのだろう。
TV版の四話のそれをみると特にそう感じた。


44:10[Chapter.6]
ボコミュージアム。
この寂れた感がたまらないです。
なんか横浜ドリームランドの廃園後を思い出してしまいました。

そういえば駅名はまだあるけど、
向ヶ丘遊園ももう無いんですよね。

関係無いですけど。


47:20
この戦車道協会会長との会話シーンで、
シベリアがでてくる。
宮崎駿監督に対する何かだろうか。

例えそうだったとしても絶対誰も口割らないだろうなあ。


48:22[Chapter.7]
里帰りしたみほ。
あたたかく迎えてくれるまほはともかく、
母のいる部屋の前での言動はちょっと複雑。

おそらくまほは自分はともかくとして、
不器用な母のことだから、

「みほが帰ってきました」

と言っても素直に帰宅を喜ぼうとはしないだろうし、
みほもまたあわあわしてしまうだろうから、
そこでギクシャクしてしまうより、
ここは一拍といった対応だったのでしょう。

転校手続きのそれもその一環かと。

ただまほはこのとき、
みほがあんなに早く帰らなければ、
母にあわそうと画策していたのかもしれません。

じっさいしほのお土産をみている表情をみると、
タイミング的にはいいころあいだったのかも。

みほのお土産「紅はるか」。
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とにかくこのあたり、
西住母のみほに対する気持ちもまた感じられる、
ちょっと個人的にお気に入りのシーンでした。

それにしてもみほとしほを隔てていたあの障子、
なんと冷たく分厚く感じたことでしょう。



あと余談ですがみほはまほと違い、
西住流の次期後継者ではないという部分があるため、
西住母は多少そのあたりのことも考えはじめているのかも。

将来「大洗西住流」とかできてしまうのだろうか。

二人家元というのも面白いけど…。


この後入れ替わりで蝶野さんが来る。

片手に一升瓶持参ということで、
この後「紅はるか」を肴に、
昼から女同士の男の会話による酒宴となったのだろうか。

ただこのとき肴の中身に蝶野さんが気づいたりしたら、
そこでまた味のある雰囲気になりそうではありますが…。


52:20
島田邸。
とても綺麗な建物でちょっと気になっている。
これほど大きくはないけど、
道の駅「草津運動茶屋公園」にきもち似ていると思った。

しかし「ほんとうにあった恐い戦車」って…。
「カール臼砲」の伏線かあ~。


53:50[Chapter.8]
会長の帰還と桃ちゃんの号泣。
この学校でのシーンはけっこう夕方や夜のシーンが多い。
やはり黄昏た雰囲気を出したいからだろうか。

このモデルになった現地にも行ってみたいけど、
想像以上に水戸から時間がかかるので未だに行ってません。


54:50
小学校の講堂内のシーン。
これをみるといつも旧豊郷小学校を思い出してしまう。

ここの舞台になった旧上岡小学校は明治に移転してきてはいるものの、
校舎そのものは昭和初期のものらしい。
じつは豊郷の校舎も昭和初期とのこと。
外観はかなり違うけど、
このシーンのそれはなんとも豊郷と酷似していた。

当時のはやりのひとつなのだろうか。

因みにこのシーンは凄まじくたいへんだったそうです。
GP04.jpg


58:53
ありくいチームの訓練シーンだけど、
これやってたらそれはガッチリつきます。
ぴよたんさんの体型などかなり変化しているような気が…。


59:00
うさぎチームビデオ鑑賞シーン。
やはり紗希の笑顔が尋常ではない。
「アニマルハウス」とか「プルースブラザース」も好きなのだろうか。

しかしこのシーンであれだけ笑えるというのは凄いと思う。
だてに観覧車に気づいたわけではないことに納得。

もっともあのとき「あれを使ったら?」と言いたかったのか、
ただ単に観覧車があることを言っただけなのかは、
本人のみぞ知ることなのですが…。

あと山郷さんは何をメモしていたのだろう。
そんな価値はこと戦車関係に関しては、
あまり無い作品と思うのですが…。


59:44[Chapter.9]
いよいよ大学戦試合開始。
ちょうどみほと愛里寿が向かい合うあたりで約一時間。
ほんとうによく計算されている。
ここより後半戦です。


60:12
各校の登場シーン。
OCで誰だったか、
みんなそこそこ大洗の制服が似合ってるけど、
黒森峰の二人だけ夜のお仕事の人にみえたという、
そういうコメントをしていた。

まあ確かにいちばん違和感があったけど、
そこまでいうかと思わず苦笑してしまった。

しかと何がそこまでこの二人をそうさせてしまうのか?


ところでこの各校への呼びかけ、
最後いったいどういう手筈で進んだのだろう。

おそらくこれに至るためには、
最終的にはみほが試合を受けるかどうかの確認が必要で、
前夜会長が最終的な意思の確認を、
あの夜の丘で直接したのだろう。

その後ダー様が各校に、
ノルマンディー上陸時のように各校にGOサイン。

ただし遅れるとまずいということで、
各校参戦を前提にして動いていたため、
全員移動の途中でこの最終確認を受けることになった。

そして翌朝、
この試合の立会いに来ていた戦車道協会会長と生徒会長が、
事前に作っていた書類に許可印等を施したのだろう。

この間会長の表情はあまり映っていないが、
各校が登場したときに自分のやれることはやったという、
そんな表情のようにはみえた。

もっともこの動きは島田母も望んでいたことなのかもしれません。

なにしろあのままやってたら、
西住流の名前を地に堕とすどころか、
島田流の名前に傷がつきかねないものがありましたので…。


あとこの各校の登場シーンにおいて、
高校チームはこのときハンディも負ってしまってるんですよね。

何しろ大学側に30両の内訳を、
登場するときにすべて見せてしまっているので、
愛里寿は作戦が立てやすくなってしまっている。

これに対して大学側は「カール」や「T28」の存在を、
高校側に見せていない。

けっこうこの登場シーンは華やかで熱いシーンなんですけど、
大学側にとっては意外にありがたい状況だったと思います。

愛里寿がこの状況に異議を唱えず即受諾したのも、
この相手戦力程度なら自分たちが勝てると踏んだからでしょう。

アズミ中隊長あたりはちょっと危機感を持ってはいたようですが。


65:06
作戦会議のシーン。
なぜか多くの人たちの視線が、
エリカひとりに向けられているようにみえるのは気のせいか。
ちょっとエリカが気の毒。


しかし面白いチーム分けです。

ひまわりは前年決勝戦の対戦したチーム同士。
あさがおは比較的細かいことが苦手なチーム同士。
(チーム大ざっぱ)
そしてタンポポはみほが信頼してるダージリンとのチーム。

ある意味興味深い組み合わせ。


それにしてもこのシーンもそうですが、
音楽がほんとに敷き詰められた作品です。
戦車の音と砲声が前面に出る時は別として、
とにかく音楽の占めているウエイトか大きい。

それだけ浜口さんの音楽に、
水島監督が全幅の信頼を置いているのだろう。

LACA-9430.jpg


65:14[Chapter.10]
いよいよ試合がはじまる。
ここからはまさに現場制作の凄腕が堪能できるシーンの連続となる。

正直そのまま切り取って額に入れてもいいくらいのものが続出。
戦車好きにはこたえられないだろう。


愛里寿の誤算。

というほどではないが、
じつはこのとき愛里寿の作戦が裏目に出ている。

「最初に黒森峰とプラウダの重戦車を叩く」

というそれ。

一見正しい選択にみえるけど、
今回の場合はちょっと違う要素がある。

ひとつはみほが重戦車部隊の扱いに長けてないこと。
このため高地で5両失ったものの、
みほの作戦遂行にはそれほど大きな問題が生じなかったこと。

「「たんぽぽ」と「あさがお」を潰しに来た」とみほがあせったのは、
自分の弱点を読まれ、
そこを潰しに来たと思ったからなのかも。

重戦車を失ったたため、
結果的に早い段階で機動力を活かした作戦に変更、
これが結果高校チームの特性を活かすこととなり、
観覧車以降の南側での広く速い展開に素早く移行できたという、
そういうことを手助けしてしまったということ。


あともうひとつ。

もし早い段階で「どんぐり小隊」、
つまりCV33や八九式、さらにはヘッツァーを叩いていたら、
知波単もあれだけ機能しなかっただろうし、
迷路での戦いや「カール」撃破もなかったかもしれない。

愛里寿もこのあたりのことが後々分かったのか、
上の三両を自らの手で葬っている。

戦いに「もし」はないけど、
あのとき「どんぐり小隊」を、

「陽動だ、させておけ。」

とやらずに何両かで追尾させていたら、
この試合かなり早い時点で、
大学側の勝利確定の流れが出来てしまっていたかも。

なかなかこのあたり難しいものです。


65:55~66:35
40秒に渡ってこの映画最大のシーンが来る。
制作が死ぬほどたいへんだったというけど、
それは充分報われていたと思う。
まさに大画面向きの素晴らしさで、
「ヨーロッパの解放」第一部を思い出してしまいました。

「魔女の宅急便」のキキが飛び立ち上昇するシーンを、
回り込みながら一気に描いていくシーンに匹敵する、
日本アニメ史上に残る名シーンだと思う。


67:00
この高地。
じつは以前みた外国の写真にずいぶん似ていると思った。
ただそれがどこなのかわからない。
コンウォール…、ティンタジェル…、
それともアイルランドかスコットランドのどこか…、
もしくはセブンシスターズ…。

とにかくイギリス系の景色なので、
ちょっと最初驚いたものでした。

どこだろう…。


70:00
ここでダー様が正座しているのに驚き。
ふだんはTV版四話でもわかるように、
ふつうに椅子に座ってるのでしょうが、
自ら状況を観る場合はあのような体勢で指揮してるようです。
ちょっと印象に残るシーンでした。

というより、
いつも冷静なこの人が緊迫したときのみみせる姿勢なのかも。
ペコさんやアッサムさんも、
そういうのをみて緊張をより強くするのかもしれません。


71:40
西さんのザル索敵はともかくとして、
以前みたとき知波単が三両飛び出してきたようにみえていたが、
ご存じの通り撃破されたのは二両。

これに気づいたのが横浜の最終上映の時だったため、
確認できないままDVDの発売を迎えてしまいました。

その後玉田車か横転したものの白旗が出ず生き残り、
後のシーンで戦車の左側が汚れているということで、
そのフォローがあったようですが、
なにせこちらもそこまでは確認できてなかったので、
今回ようやく謎がとけてほっとしています。

しかし細かいなあ。
これを一回で見切った人っているのだろうか。


72:44[Chapter.11]
空からカールが降ってくる。
しかし600ミリといったら「大和」の460ミリよりでかい。
当たったらカーボンがどうこうどこの騒ぎではないと思うのですが、
そこはガルパンということで成立してしまうというのがなんともです。

すでに空の雲行きが怪しくなってる描写が細かい。


73:03
カールの砲撃がはじまり、
四号の中で「戦車でーた」を観ているシーン。

これおそらく優花里が小学生くらいの時に、
手書きでつくったノートじゃないのかなと思うけど、
このシュトルムティーガーの写真で、
小さい優花里と母が写っているが、
なんかこれをみると、
改造拳銃の横に置いたマッチ箱のそれをみているようで、
記念写真というより、
戦車の大きさとの比較写真になっていたのがなんともでした。

はたして父親はどういう気持ちでこの写真を撮ったのでしょう。


74:15[Chapter.12]
高地から撤退するひまわり。
このあと雨が降り始めるが、
なんかここのシーンが、
前年大会決勝のプラウダと黒森峰のそれとかぶってしかたがない。

あのときはみほが同僚を救うためフラッグ車を捨てて敗れたが、
今回はそのとき勝ったプラウダが、
カチューシャを救うため自らを捨てていくという、
まさにその逆の状況をとなっている。

ひょっとしてこのときカチューシャは、
みほのあのときの気持ちを感じていたのかも。

ただそれはきっと誰にも言う事はないでしょう。


78:30[Chapter.13]
「どんぐり小隊」の出撃。

よくよく考えるとロージーが継続の代わりになった方が、
車両タイプ的に揃うことになるのだけど、
そんなことしてしまうと、
例えカールをみつけてもいきなり突っ込んでしまいかねないので、
やはりみほとしてはミカのそれにかけたのだろう。

ただ一度も実際にみてない継続をどうしてそこまで…、
といわれるとやはり前に上でもふれたように、
前年の黒森峰と継続の練習試合で、
みほがミカの実力をみているからではないだろうか。

もちろんその逆もありで、
ミカがわざわざエキシビションを観に来ていた理由も、
あのとき実際にみたみほが気になっていたのかも。

ただそれはまほもある意味同じなので、
継続に対するのまほの表情もみてみたかったです。


79:50[Chapter.14]
カール発見。
しかしガルパンはマウスといいT28といい、
伝説的なものをよくもまあみつけてきます。

しかもカラーで動いてる。

なんか昔東宝の円谷英二さんが、
「ハワイ・マレー沖海戦」をつくったそれと、
不思議に重なってくるものがあります。


80:18
あいかわらず落ち着きのないロージーだけど、
どんな人が同乗してるのか気になってしかたなかったが、
最後の113:55のシーンでなんとなく納得。
なんかアンツィオっぽいかんじがするのは気のせい?


しかしロージーの突っ込み好きは異常。


なにしろこの大学戦の終盤にもみせていだが、
エキシビションでも桃ちゃんに事前に撃破されてはいるが、
西住殿のⅣ号にフライング・ボディアタックをしかけている。

戦車でそれはありえないだろう。

たしかに知波単の玉田もただならぬ突撃バカだが、
ロージーのそれはただごとではない突撃バカ。


もっともそれに乗っかる同乗員も、
おそらくただものではない人たちなのだろうけど。


ダー様だからこういう人たちも従えられるんだろうけど、
つくづく知波単と聖グロがエキシビションで組まなくてよかった。

もし組んでたらダー様、
間違いなく試合中キレると思います。

実際西隊長の車両数誤認で22両連れてきたときも、
めずらしいくらいかなりの不機嫌モードでしたので…。


85:50[Chapter.15]
ここからいよいよ遊園地での戦いとなります。
あの作戦会議から20分しかたっていません。
ほんとうに濃密な時間です。


87:30
アンツィオが全員高所恐怖症ではないことがわかりました。
ふつう足がすくむけどなあ…。

よくあの上に立てるよなあ。
本質的にみんな高いところが好きなのだろうか。

ただひょっとしてアンチョビ姉さん。
中が狭く我慢できなくてああいう役を買って出たのかも。

P40に慣れてしまうとそれは痛いほど分かりますが…。

怪我の功名?


89:10
今気が付いたけど知波単の福田が

「いたずらに突撃して全滅しては…」

という台詞。

ようするに知波単名物総突撃=全滅ということを、
完全に既定路線として話している福田も何気に凄いが、
それ以上に福田が「全滅」を前提としたことより、
「伝統」を蔑ろにした事の方に食いついた玉田や細見に、

「そっちかよ」

と思わず突っ込んだ人もかなりいたのでは。


ここで「知波単の伝統って全滅なんですか?」と、
そういう質問をする命知らずがいたらいったいどうなっていただろう。

あまり考えたくないのでこの話はここで〆。


91:26[Chapter.16]
西裏門から大学チーム侵入。

このあたりから知波単が化けてくるのですが、
福田が誘って玉田が逆からつくというのは、
エキシビションで福田とアヒルのやったそれと同じで、
やはりあのときのそれが福田には強烈だったのでしょう。

そしてこのあたりから、
玉田がいいかんじでポイントを稼いでいきます。

玉田覚醒。

しかしガルパンっていつもみてると、
車長が砲手も操縦も兼ねているような錯覚を起こしてしまいます。
これが逆にスピード感と、
独特の一体感を出しているんでしょうね。


95:10[Chapter.17]
観覧車攻撃。

この試合最大のポイントとなるシーン。

しかしかなんかこれ、
前述した向ヶ丘遊園の大観覧車を思い出すなあ。

というか廃園にしたら、
こういう危ないものはとっとと解体しないと拙いと思うんですけど。

そういう意味ではうさぎチームというか大洗は運がいいです。


98:15[Chapter.18]
なつかし横丁のシーン。
「大菩薩峠」の看板がみえる。
なんか意味深だけど自分にはその理由は不明。


102:03[Chapter.19]
愛里寿がボコに語りかけるシーン。

しかしもうハッキリと相手を「弱い」というそのプライド。
そしてそれに裏打ちされる実力。

この人いったいどこの高校に転入したんだろう。
気になる。

この後、愛里寿がいよいよ戦場に降臨してきます。

しかし愛里寿がうさぎを撃つというのがなんともシュール。


104:12[Chapter.20]
T28を撃破。

いつもは味方や仲間を盾にしてでも勝利するダー様が、
めずらしくも自らが盾となってT28を止めるシーン。

この試合がいかに特別な戦いであるかを象徴するようなシーンですが、
大洗を救うということ云々ではなく、
とにかくこの試合自分達のすべてを賭けた戦いであり、
それだけにどんな形でも絶対勝たなければならないという、
そういうことも強く感じさせるシーンでした。


108:00
ここで三人の中隊長を抑えるため、
レオポンがスリップストリームを使う。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0
「弱虫ペダル」をみていた方なら、
チームを牽引するシーンを思い出していただければ、
だいたいのことはお分かりかと。

ここで以前も述べたエリカとカチューシャの連携で、
ルミ車が止められてしまう。

このあとカチューシャとエリカの間に、
はたしてどんな会話があったか興味津々ですが、
最後にエリカがカチューシャを肩車していたのをみると、
なんとなくわかるような気がします。

しかしどちらも根っからの隊長であり副隊長ですね。

よく言えばですが。

相性もなんかよさそうですし。


ここでひとつ。

もしカチューシャが最初から相手の合流阻止ではなく、
自分達と西住姉妹との合流を選択していたらどうだろう。

そうなるとあの中央広場で、

大学側が愛里寿と三隊長の四両、
高校側がみほまほとカチューシャ、エリカ、レオポン、ルクリリの六両、

ということになる。

これもなかなか興味深い状況だけど、
ただひとつ言えることは、
これをラストにしたら公開間に合わなかっただろうなあというのは確かだし、
絶対二時間では収まらない。

下手したらみほまほと愛里寿のラストバトル前に時間切れ、

「私たちの戦いはこれからだ」

になってしまうかも。

バイカル湖より深い思慮を持ったカチューシャの選択に乾杯。


108:22[Chapter.21]
ここからいよいよ中央広場の戦い。
狭い場所の戦いということと、
ルミ車が脱落しているため、
愛里寿が指示を出してはいるものの、
中隊長二人はいまひとつ調子が出せずそのまま倒されます。


110:15~113:15
そしていよいよ愛里寿vs西住姉妹の
ラストの最終対決となります。

時間はなんと決着がつくまでたった3分。

ボクシングの丁度一ラウンドと同じということになりますが、
それはさておき、
今回の両者の砲弾の発射数をざっくりとカウントしてみました。

すると愛里寿がじつに15発前後撃ちまくっているのに、
西住姉妹は二車両あわせてもそれに及ばない。
※ここもちょっと間違ってるかも。

特にまほは最後の空砲を含めても、
みほの半分ちょっとくらいしか撃っていない。

先の決勝戦ではまほが圧倒的に撃っていたことを思うと、
今回まほはみほのバックアップ、
そして試合の流れを冷静に見極めコントロールしようという、
そういう意識が強かったと思う。

ただおそらくまほの想像を超える手数を愛里寿が放ってきたことで、
まほもコントロールできないと覚悟した節がある。

最後のラストアタックの前に、
みほから何事か話しかけられていたけど、
あの最後の空砲を撃つ時の複雑な表情は、
自分がコントロールできなかった悔いもあったのかもしれません。

もっともここまでのコンビネーションは最高で、
最初は両者対角に移置して両側から攻めたものの、
それではダメということで、
二両が今度は前後になって攻撃するフォーメーションに変え、
目先を変えて攻め続けている。

最初はまほが引き続いてみほという具合に。
(子供の時の回想シーンがこれの伏線になっています)

特にまほの引きは絶妙で、
後ろもしくは横につこうとした愛里寿に対し、
みほに絶妙のタイミングでそれを阻止させたりと、
隙の無い厳しい攻めをしかけていた。

ただこれを愛里寿が、
やや引きがまほほどみほが厳しくないと見切ったことで、
みほが引いている時に、
この両者の前後のスイッチする一瞬の隙、
つまりみほがまほとチェンジするためにまほに合図をおくろうとして、
愛里寿から目を放した一瞬を逃さず、
みほまほ両者にとって完全な死角から、
両者の間合いに飛び込んで分断、
みほに照準をあわせたのはさすがで、
まさに勝負を決めかねない究極の一手だった。

正直まほはともかく、
みほは黒森峰で決めた回り込みを見切られ、
逆に撃ちかえされているため、
若干手づまりというか次の一手を考察しなければならないという、
ちょっと気持ち的に煮詰まった部分があった。

おそらくそれで引きが単調となり、
愛里寿にそれを「今」ととらえられてしまったのだろう。


だが決まらなかった。


これには愛里寿側も、
それまで相対したすべての高校車両を各一発で仕留めてるのに、
これだけ撃ってもどちらの足さえ止められないということに、
多少の焦りもあったような気がする。

この決定的な一手で一瞬の躊躇が起きたのも、
愛里寿の性格的にしかたなかったこととはいえ、
結果的にそれまでにはみられなかったミスだったことを思うと、
なおさらという気がします。

この後ラストで二両が突っ込んできたとき、
愛里寿は後ろにいたまほの方にむしろ注意を払っていて、
みほを盾にしてまほが撃ってくるという、
大洗でダー様がやったそれに近いものを予想していたように思えた。

だか予想に反してみほが一気に空砲で加速し突っ込んできたため、
あれほど驚いてしまったのだろう。

ただまほも万が一の事を考え、
しっかりとみほの後方で愛里寿車に照準をあわせていたことを思うと、
みほがうちもらしてもまほが二の矢を放つという、
二段構えのそれだったので、
愛里寿のそれも完全な読み違えではなかった。

とにかく最後はまほを全面的に信頼してのみほの閃きの勝利とはいえ、
どちらも心身ともにギリギリの戦いだったことは間違いないかと。


あと自分はここを両者がグルグル何週も回っていたと思っていたが、
じっさいは逆時計まわりで二週半かそこらしかしていない。

愛里寿がとにかくグルグル回っているので、
それでそう錯覚してしまったのだろう。

搭乗員も半端じゃなく凄いです。


113:47
ラスト高校側の勝利確定後、
最後にコンビを組んでいた学校同士が、
みんな仲良く喜びをわかちあっていたけど、
ロージーのところが何か不穏。

そういえば残存車両の目視確認をしていたシーン。

上空からロージーや、
体当たりされたチャーフィーの乗員らしき人たちが、
かたまって何か話していたようだけど、
けっこう尖がった会話になっていたのかも。

あとアンチョビたちは約束通り干し芋パスタを食べられたよう。
なによりです。


113:55
満足げなだらしないロージーと、
ノリノリとも挑発的もいえるステップをみせるロージーの仲間?

どんな人が一緒に乗ってるのかと気になっていたが、
ただごとではない人のお仲間は、
やはりただものではなかったようです。


そしてほんとうんざりというか冴えない表情の大学チームと、
もうみてて笑ってしまうくらい不穏なシーン。

これもまたすべてが詰まった戦車道。

しかしここでのロージーといい、
帰りの車両での床で寝る玉田といい、
突撃系は気が抜けるとけっこうだらしないようです。


114:15
このシーンの黒森峰らしさがなんとも。
そして生徒会もお出迎えスタンバイ状態です。


114:41
このとき右上にいるまほが、
突然「妙なもの」を発見したような表情をしている。

おそらく愛里寿がヴォイテクに乗ってくるのがみえたのだろう。
しかしこんな怪訝な表情をするまほも珍しい。

というよりこれほど表情豊かなまほはTV版ではみかけなかった。
おそらくみほとの距離が縮まったことで、
多少気持ちが柔らかくなった証なのだろう。

というかこれが本来のまほなのかも。

あとカチューシャが
愛里寿登場とともに大きく位置を変えてるのにびっくり。

ノンナのそばに移動したかったのだろうか。

それとも愛里寿が自分より背が高かったら嫌だと思って離れたのか。

これもまた謎。


115:46[Chapter.22]
エンディング。

120:07
そして終了です。

ここで前述した姉妹のそれがあります。

みほにとって、
あらためて姉の偉大さを痛感した試合になりました。



しかしDVD版にも「終わり」系統のそれがありません。

やはり終わらせたくないという気持ちがどこかにあるのでしょうね。



さて感想等はすでにDVD編の前で語りつくしていますので、
ここではできるかぎりそれ以外を。



◎三人の中隊長はどこのOG?

なんか設定はしっかりとあるようです。

個人的な推測としては、

ルミ隊長がサンダース、
G2.jpg

アズミ隊長がグロリアーナ…と思ってたらBC自由学園とのこと。
(本読まないからなあ。)
G3.jpg

メグミ隊長が継続
G1.jpg

という感じがしています。

ルミ隊長はあの性格と迷路の時、
物量で圧倒しようというサンダース的発想。

ただそれにしてはきっちりとネクタイをしているので、
じつはグロリアーナ出身で元クルセイダーの車長だったのかも。

そしてメグミ隊長は雰囲気がミカにちょっと…、
といった具合です。

つまりかつてみほが継続の優秀な隊長といっていたのが、
じつはメグミ隊長だったというオチでして、
最後まほと対峙したときは、
前年の練習試合でのリベンジもあったということなのですが…。

三人の中でいちばん目立たないのは、
まだ大学一年といういちばん後輩のためという、
そういう感じがしていますがはたしてどうでしょう。


◎殲滅戦は高校有利?

高校vs大学戦。
当初の8vs30だったら、
殲滅戦方式なら大学側の瞬殺だっただろう。
だけど30vs30になったため、
こういう悲惨な事態は起きなかった。

それどころか観覧車攻撃以降は、
高校側が予想外に大きく南側へバラけたことが、
予想外の展開を大学に与えてしまった。


高地戦以降での現場の車両数は、
高校22vs大学24。

だけど愛里寿は現地にはいない。
しかもT28は小回りが利かないため、
これらの局地戦には積極的に参加できないし、
さらに南正門での戦いや、
北での追い込み時にパーシングを何両か犠牲にしたため、
南側の局地戦開戦時には高校側の方が
各現場で数的優位に立っていた。

こういう状況下で、
本来の持ち味を出しはじめた高校選抜が、
フラッグ車死守至上主義ではなく、
自分たちのその場でできる事を考えて戦うという、
ある意味勝手気ままな戦術戦略を
しかも大きく空いた南側で野放図に展開したため
大学側が必要以上に細分化した状況でつきあわされ、
三人の中隊長だけでは統一が取りきれなくなったことも、
殲滅戦ルールが後半は大学側にかなり不利に働いてしまう、
ひとつの要因になってしまいました。


このため社会人戦でも逆転したパターン、
三人の副隊長の合体攻撃と愛里寿の奮迅で、
そのときと同じ巻き返しを狙ったのだろうけど、
西住姉妹が早々にコンビネーションを形成し、
迎え撃つ万全の態勢を敷いたことと、
カチューシャとエリカによって、
ルミ車が最終決戦前に脱落させられたことで、
その再現はならなかった。


また最後の愛里寿と西住姉妹の戦いも、
フラッグ戦だったら愛里寿の戦い方も違っていただろうし、
まほがかなり無理してみほをかばうケースが増えるため、
途中でまほが脱落、
みほvs愛里寿の直接対決という、
ひじょうにみほに分の悪い最終局面になっていた可能性が高い。

そういう意味で、
最後どちらかが残ればOKという、
今回の殲滅戦ルールは、
最終局面まで高校側有利に働いたかんじになっていたといえますし、
それを考えると、
うさぎチームの観覧車攻撃は、
この試合のターニングポイントだったといえるでしょう。


◎続編は…。

OCを聞いていた感じでは、
意外にも水島監督の中にはある程度構想があるのではないかと、
そんな気がした。

やはり継続がちょっとポイントになっているようです。

ただもう廃校は理由として無理なので、
ひょっとすると国際大会誘致がからんでくるかも。


つまり社会人チームが国際大会でボロ負け。

しかも日本が最近社会人チームが大学選抜に負け、
さらにその大学選抜か高校選抜に負けたということで、
日本の評価が暴落、誘致が厳しい状況となってしまう。

そこで国際戦車道連盟から、
U23で日本選抜が優勝したら再考という条件を出され、
そのため高校大学選抜で、
北米、西欧州、東欧州の各学生選抜と試合をするというもの。

U23版コンフェデレーションカップみたいなものです。


おそらくこんなシチュエーションでないと、
ちょっと廃校に匹敵する理由づけがうかんでこない。

あの文科省の役人が、西住、島田の両家元に、

「誘致できなかったら両家元の責任」

とかいって泣きついてくるか、
されとも高圧的に来るかはわからないけど、
とにかくそういう展開ならありかなと。

まあ適当な予想ですのであてにしないでください。


◎とにかく修正補正が多い。

もう画面はもちろん効果音から声の収録まで、
かなりの部分で修正補正がされている。

百か所以上されているというので、
単純に考えても一分に一か所は修正が入っているはず。

ただ監督の話では、
150分版というのが頭にあったようで、
そうなるともし可能なら、
DVDではそうしたかったのではなかろうか。

いったいどこがどう膨らむのか、
そして大きく足されるのか、
うーん、ちょっとそのバージョンもみてみたかったですね。

ただそうなるとDVDの発売が年末でも間に合わないかも。
バンダイとして死活問題必至かと。


◎能登さんと早見さん。

ちょっとその声が似ていると言われ、
自分なんかもそう思っていた能登さんと早見さん。

このお二人がこの作品で共演されている。

ただ互いに会話をするということはありませんでした。
同じ「どんぐり小隊」配属ではありましたが。


で、今回この二人の共演。

この二人がこうして喋っているのを聞いていると、
あんまり似てないという気がしてきたから面白い。

というか声が似ていても、声の性格がかなり違うという、
そんな感じが強くしたからです。

なんというのか能登さんは浮世離れ、
早見さんは小市民的といいましょうか…。


考えてみると能登さんは、
ちょっと人間離れした役、もしくは人間ではない役が多い。

かつてある人にそんな能登さんを、
「能楽声優」といったことがありますが、
とにかくちょっと声の背後に生身の人しての質感が稀薄で、
それが不思議なヒーリング感を伴っているのが能登さんの持ち味。

これに対して早見さんは、
むしろずっと生身の質感が感じられるし、
ヒーリング感も能登さんに比べるとそれほどではない。

そのせいか声が似ているように感じても、
過去の役歴をみても能登さんとは対照的に、
多少性格的に変でもごくふつうの人が多い。

おそらくプロの人が配役をすると、
この二人の声の性格的な違いがモロ分かりなのだろう。

これがガルパンで如実に反映されている。

神秘的な雰囲気のリーダーであるミカを能登さん。
GP5.jpg
常識的なカエサルの親友カルパッチョを早見さん。
816e66f8-s.jpg

もうこれほど如実なものはないといっていいかも。


もしこのカルパッチョとミカの配役を交換したら、
かなり違和感が出まくってしまうだろう。


結果的に今回のガルパンは、
別にそれを狙ったわけではないだろうけど、
能登さんと早見さんの声の、
その違いというものを視覚的にも聴覚的にも、
かなりハッキリと感じさせる作品になってしまった。

「どんぐり小隊」の誰一人として似通った人物像ができなかったのも、
その最高の証明といっていいと思います。

あとは「神秘的」というキーワードを持ってるか否かでしょうか。

面白いものです。


◎みほとカチューシャ

大学戦の高地から退却するシーンで、

ノンナが
「みんなで突破しよう」というのに対し、

クラーラが
「自分が囮に」といい、

それに対しノンナが、
「そんなことをしたらカチューシャに嫌われる」

という意味の会話がある。


なんか会話だけみると、
大洗の会話のようにみえてきてしまう。

上でカチューシャは、
ここという勝負時には自らが犠牲になっても勝ちを取りに行くと、
そう書いたけど、
この人フォワードに例えると、
自ら点を取りに行くよりアシストすることの方が上手いようで、
そういう意味で自分ひとり云々ではなく、
個々の力を結集してチームプレーで勝ちに行くという、
本質的にはそういうスタンスの人のようだ。

ただああいうキャラなのでなかなかなそういうふうには見えず、
さらにはかなりの皮肉を平気で言ったり、
ダー様から「相手のプライドを搾取した上で勝つ」というふうに言われたり、
下品な戦い方とまでこきおろされたりするものの、
本質的にはチームひとりひとりを大切にするところがあり、
他のチームメイトもそういうところは充分わかっているようです。

みほマニアのダー様が、
カチューシャと組んでエキシビションに出るようになったのも、
その後カチューシャのそういうとろこに気付き、
今は気に入っているのかも。

そういえばカチューシャが大洗のメンバーと組んで、
大学チームと戦っているとき、
驚くほど違和感なく馴染み、
さらにはかつてみほと同じチームだったエリカとも
一発で見事なコンビネーションをみせている。


この人、
ひょっとすると本質的にみほと似た気質をもっている…、
だけど性格が真反対なのでそうは見えない。

それが分かっているのはダー様とノンナくらいかもしれません。

CN.jpg



◎みほは文句を言わない。

いまさらだしすでに他の所で指摘されていることかもしれないけど、
この作品というよりシリーズ全般で思ったことのひとつに、
みほは文句を言わない子ということだ。

他のキャラがいろいろと文句や愚痴を大なり小なり言うのに、
みほはどんな窮地に陥っても、
泣きごとは言うけど文句や悪口は言わない。

ひたすらそれを自分の中に抱え込み、
そしてひたすら解決できる策を模索し、
最後までそれを諦めないという、
ひじょうに粘り強い部分をもっている。


おそらく最初にそれに気付いたのは会長かもしれない。


なにせTV版初期であれだけの無理難題を言っても、
みほは絶対会長の悪口をいう事はなかった。

そのせいか会長のみほに対するそれは、
戦車道ができる便利屋と言う感じから、
次第に信用と信頼を置ける存在へと変わっていった。

この劇場版、
大学戦前夜にみほに、
詫びの意味を込めた労いの言葉をかけるシーンがあるが、
試合をやるかどうかの最終確認というだけでなく、
これなどはそれを如実にあらわしているシーンといえると思う。

会長がああいう労いの言葉をかけることはほとんどないため、
会長にとってもみほはかなり特別な存在になっているのかも。


みほのまわりにどんどん人が集まってくるのも、
そういうことのあらわれだろうし、
人の上に立っていろいろと指揮や指示をしていた会長には、
そういう部分をかなり敏感に感じ取っていたのではないだろうか。


たしかにみほの場合、
それを抱え込んでしまいすぎるため、
いささか自己主張が弱く、
他人に流されて妥協してしまうこともあり、
それがプラウダ戦での苦戦を招いたりするようなこともある。


だけどそれでもなお、
人を信じ、後悔するより最善を模索するその姿勢が、
文句を決して言わないその姿勢となっているのだろう。

このあたりは西住流のひとつの姿勢なのかもしれません。


そのためそういう点はまほも似ているけど、
まほの場合みほがからむと鬼になることがあるので、
(作戦会議時のカチューシャへの睨みなど)
そのへんはちょっとちがうかも。


カリスマ性と実績で率いるまほと、
人柄と信頼信用で率いるみほ。

強い姉妹です。いろいろな意味で。


◎西住家のいちばんながい一日

あの大学戦の日はそんな日だったと思う。

なにしろ短期転校でしかも戦車持参となると、
高校の強化責任でもある西住母が知らないというわけはない。

しかも当日、現地に本人もいるのだから、
完全に本人が黙認したといっていいだろう。

つまりこの試合、
みほの窮地にまほとしほがタッグを組んで助けに来たという、
そういう感じになっているが、
逆にいうとこれで負けると、
西住の名前が島田の名前の下に敷かれる可能性がでてくる。

じっさい西住は高校、島田は大学、をそれぞれ管轄しているけど、
これも島田母が娘を飛び級させて大学のそれを勝ち取り、
さらにはその大学選抜と社会人の強豪チームとの試合を組み、
勝利し名をあげ話題となることで、
西住よりも新興の島田が発言権を強く持とうとした結果だとしたら、
ここでの敗戦後の流れは火を見るより明らかだ。

じっさいカールやT28のそれを島田母がしらないわけがないし、
高地の戦い後島田母はこの状況をほくそ笑んでいたことを思うと、
ここまでは筋書き通りだったことだろう。


それにしても西住母が島田母の家を訪ねた時、
西住母にみえるように、
島田流の特集をしている「婦人公論別冊」の表紙のポスターを、
これみよがしにイーゼルに置いていた。

愛里寿にも「西住流の名が地に堕ちるように」と言うくらい、
とにかく西住に対するそれが半端ではない、
この二人過去にいったい何があったのだろう。

ただ仲が悪いというのであれば、
あんなに近い所で観戦するというのも何か不思議ですし。


それともまさかこの人しほの妹?

GP123.jpg

そうなっちゃうと、
みほまほのことをからめると、
(特に島田母とみほ)
なんとも複雑な人間関係というか、
感情の絡みがみえてきてしまいますし、
みほの帰郷からしほの島田邸訪問までが、
ひとつの流れと伏線としてまとまるにはまとまるのですが…。

ただ互いの会話と表情だけだとそんなかんじはあまりしないし…。


どうなんでしょう。


閑話休題


試合終了後、おおきくため息をつく両家元。

島田母は残念無念かもしれないけど、
西住母は就任したばかりの家元として流派の面目が保てたという、
そういう安ど感もあったことだろう。

そして何よりみほは後々気づくことになると思うけど、
この試合のお膳立てがしほなりのみほに対する愛情表現であり、
ちょっと言い方は変かもしれないけど、
「許し」のサインなのかもしれません。

まほがEDでみほに、

「帰ってこないか」

というかんじの発言をしていたとしたら、
このあたりのことも踏まえての発言だったのかも。

まさにいろいろな意味で、
西住家のいちばん長い日がこの日だったというところか。


あとこれは個人的な希望だけど、
次は勝ったらこの両家元がともに勝って喜ぶシーンがみたい。

そのためにも、
この二人にわだかまりのない試合をやる環境をつくってほしいものです。

もっともそれがあるとしたら、
その日は日本戦車道のいちばん長い日といったところになるのかも。


以上で〆です。



ほんとうに超大長文で申訳ありませんでした。

ここまでおつきあいしていただき本当にありがとうございます。

深謝。


しかし桃ちゃんじゃないけど…

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※(追加)

以前こんな記事をみた。

「鴨川市を舞台にした2012年放映のTVアニメ『輪廻のラグランジェ』のラグランジェ・プロジェクト(製作委員会)と輪廻のラグランジェ鴨川推進委員会(委員長 岡野大和)は、アニメ制作過程で生み出された貴重な資料を鴨川市に移設し、保管することを決定しました。10月下旬に両委員会、さらにファンで構成される「鴨川ジャージ部」有志ボランティアの手で移設作業が行われる予定です。

年間200本に迫るアニメを新たに制作しているアニメ業界にとって、制作資料の保管は実は頭を悩ませている問題であり、中には保管場所が確保できず、泣く泣く処分を余儀なくされている作品もあります。そんな中、アニメのロケーションとなった地域で制作資料を預かり、保管するという取り組みをラグランジェ・プロジェクトと輪廻のラグランジェ鴨川推進委員会が協力して実行することとなりました。アニメ界にとっても画期的な取り組みと言えます。

放映以来培われてきた、ラグランジェ・プロジェクトと輪廻のラグランジェ鴨川推進委員会との信頼関係の賜物でもあり、アニメ先進国の我が国において、文化的にも貴重な財産である制作資料を保存するべく、このような取り組みが他の地域にも広がっていくことを期待しています。
また、制作資料を整理、研究することにより、2~3年後を目途に鴨川市において制作資料を題材とした新たな視点での展覧会を開催することも計画しており、制作資料の地域保管の先駆地として、さまざまな活動を展開していく予定です。」

http://www.kamonavi.jp/ja/news/news_000626.html

2015年秋の記事で、
翌年春に自分は気づいたというかんじでしたが、
ガルパンのそれは大洗で保管したりしないのだろうか。

※幸い2017年末には「博覧会」があるので、ちゃんと保管等はしてあるのかも。


(2016 06/30 23:30 最終改訂)

※上記6/30改訂を最後に原則もう追加等はしませんししていません。理由はもうこれ以上書くと、こちらがただごとではなくなってしまうからです。本当はまだいろいろとあったのですが、あまりにもマニアックなためこちらが躊躇ってるうちに、他のサイトでそれと同内容のものをみかけたりしたことで取り下げたものとか、けっこう踏み込んだガルパン本が出たりしたようなのでこれ以上こちらを広げる必要もないだろうということで、とにかくここで投了です。

ご報告としてここに明記しておきます。


(2017 02/26 00:40 追加)

チャンネルNECOの放送みてたら、
まあ随所で書いてることが間違えてること間違えてること。

なんでこんな思い違いを…というのもあって、
本質的に自分にこういうレビューは向かないのかなあと反省しきり。

知波単以上に大雑把でほんと申し訳ありませんでした。


大〆
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東熊堂高尾山神社祭典に行く。 [小さな旅(Japan small travel)]

「ぬまづの宝100選」にも選ばれている

「東熊堂高尾山神社祭典」に行く。

かなりの歴史をもつお祭りということて゜、
今回初めて行く。

みの日は天気がよく、
沼津駅北口から歩きしばらくすると、
くっきりと富士山がみえた。

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162号をひたすら北上して20分ほどすると、
早くも露店がいくつも道路上にみえてくる。

そして江原公園交差点付近が、
ふだんと違う大賑わいの状況になっている。

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いつもは閑散しているところに、
大勢の方々がとにかく集まっていた。

周辺の道路も足掛け二日間閉鎖というかなりの規模で、
バスも停留所一か所閉鎖しコースも変更していた。

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高尾山古墳の現況。
もう少し綺麗に整備されるといいのですが…。
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この後30分程歩いて「菓南」さんというお店でお菓子を購入。

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http://www.okashiya-kanan.jp/

特に「おおたけシュー」が美味しかった。
ちょっと体調がこの日いまいちだったけど、
これを食べたら元気になりました。

ありがとうございます。

しかしこの日の空はほんとうに綺麗な空でした。
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帰りの三島駅からも富士山が綺麗にみえてました。
ホームからも大勢の方が写真を写されていました。

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帰り、15:56発の「ひかり470号」に乗る。

自由席は超満員。
以前平日も混んでいたので、この列車の自由席は鬼門かも。

因みに往きは特急「踊り子」の自由席で三島まで行ったけど、
こちらはガラガラでした。

横浜~三島(そして修善寺)まで自由席特急料金は980円。

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三島・修善寺方面まで行く本数が少ないのが残念ですが、
この空き具合だとしかたないのかも。

以上です。
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大洗「あんこう祭り」2017に行く。 [大洗とその周辺 (oarai)]

というわけで11月19日に「あんこう祭り」に行く。


素晴らしいくらいの快晴でとにかく爽やかだった。


水戸駅には朝八時に到着。

水戸駅南口から大洗まで歩く。

コースは備前堀経由でマリンタワーまで最短の二時間半コース。
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今まで水浜線経由専門だったのでこのコースは新鮮だった。

まずとにかく備前堀が水戸市街地がとても整備されていて美しい。
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ここを歩けただけでも最高だった。

途中水浜線跡と並行して歩く。
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常澄図書館付近で一息入れたあと塩崎交差点を過ぎる。

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というのがでていたけど、
実際は午前10時現在昨年と違いまったく渋滞しておらず、

「今日ほんとうにあんこう祭りの日?」

というくらいの状況だった。


実際会場も機能していないブースもなく、
けっこういいかんじで混んでいた。

会場の写真等が無いのは、
今回はいろいろとじっくり見ていこうと思ったため。

ただこれはなかなかだったので思わず。

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だがこの日なんといっても最大の見ものだったのは、
Juggler Laby さんのジャグリング。
http://www.geocities.jp/laby_wintersun/
※公式サイト

旧大洗リゾートアウトレットをリニューアルした、
「大洗シーサイドステーション」の奥の広場?で、
11過ぎから一回目のパフォーマンスをしてたけど、
けっこうきつい日差しによる影と反射で、
意外とやり辛かったんじゃないかなあという状況にもかかわらず、
もうこれみれたただけで

「ありがとうございました」

という感じの素晴らしさで、
ガルパン声優さんのイベントと時間帯がモロ被りだったにもかかわらず、
最初は数名しかみていなかったのに、
その内容の素晴らしさからか、
後半はかなりの人が二階通路や中二階の階段からもみていて、
けっこうな盛況となっていた。

やっぱりプロのそれは違うなあと感心しまくってしまいました。


因みに今年も去年同様13万人だったというけど、
去年みたいな大混雑や渋滞はなく、
けっこうスッキリとしたバランスのいい混み方をしていた。

昨年のそれからいろいろと対応を練られたのだろう。

帰りは大洗から二両増結した四両編成に乗るけど、
それでもけっこうな混雑ぶり。

ただしその一本後のラッピング四両編成はスカスカと、
時間帯によってはけっこう混み方に差があったようです。

こんな感じで以上です。

ちょっと体調の関係でいろいろと食べられなかったのが心残りでした。


しかし今日の大洗は綺麗だったなあ。

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「GODZILLA 怪獣惑星」をみる。 [ゴジラ]

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http://godzilla-anime.com/smph/
※公式サイト


「GODZILLA 怪獣惑星」をみた。

最初この作品が発表されたとき、
個人的にはいまひとつどころか、
ふたつもみっつもピンと来なかった。

その最大の理由が、
ゴジラはアニメ化できる対象にはならないのではというもので、
あの重量感と大きさ、そしてその存在感が、
アニメで表現しきれるのかという事。


ゴジラをアニメ化するという必然性を、
正直自分は感じられなかったし、
それは「007」や「横溝正史シリーズ」をアニメ化するより、
もっと「誰得」なのかという雰囲気が強く感じられた。


またアニメファン側からの期待感があまり感じられず、
東宝側もそのあたりを意識してか、
スタッフ、声優ともかなり名のある、
もしくは人気のあるメンバーを集めていた。


とにかく正直自分はまったく期待せずに見に行った。


で、見た感想としては、

「よくここまで出来たなあ」

という感じかと。


前半なかなかテンポよく、
また設定もユニークだったが、
正直「まあふつうの劇場版アニメかなあ」
という感じだった。

だがゴジラが出てきてから雰囲気が一変した。

見せ方が上手い。

重量感もかなり表出されているし、
戦闘シーンもなかなかなスピード感と迫力、
そして叩き込み感がある。

このあたりは「シン・ゴジラ」をかなり意識しているように見えたし、
実際設定もかなり「シン・ゴジラ」をベースにしているように見えた。

またいろいろと昭和ゴジラのエキスもあちこちに散りばめられていて、
そういう部分にも「シン・ゴジラ」のそれを強く感じられた。


特に最後の15分が凄い。

途中からそうじゃないのかなと、
うすうす感じられていた展開ではあったけど、
それを上回る怒涛の出来だった。

期待をいい意味で裏切ってくれたけど、
ただこれはゴジラ目線で見た場合であって、
はたしてアニメ目線ではどうだっのかなあと、
そのあたりはちょっとなんとも言えなかった。


この作品、一応全三部作ということで、
自作は来年5月公開予定とのこと。


そのため最後はそこへ繋がるシーンもあったけど、
正直あそのあたりがいちばんアニメ色が強く感じられた。


あと最近のこのタイプのアニメに感じられる、
若干なんともいえない不自然な動きや表情が、
人類側のキャラクターに感じられ、
そのあたりがアニメをあまり見ていない人には、
どうみえたのかなあという不安が多少感じられた。


ただ救いは肝心のゴジラが、
人間よりもはるかに自然かつ巧妙に描かれていて、
まったくといっていいくらい不満が無かったこと。

首の太いゴジラは好みじゃないけど、
それを除けば本当にこのあたりはよく描けていた。

また音楽もたまに伊福部サウンドをイメージさせるような部分もあり、
ここにも「シン・ゴジラ」の影響を感じられた。



と、ざっとこんな感じでした。



最後に今回のゴジラをみていちばん感じたのは、

「日本のアニメの本気になった時の凄さ」

というところだろうか。


特にゴジラの描き方にそれを強く感じられた。

ゴジラもここまでアニメで描けるんだと、とにかく感心しました。


ただこれは映画館の大画面や大音響にかなり助けられてる部分もあるので、
できれは映画館で見る事をお勧めしたい。


以上です。


god9990.jpg
予告編より


ps

ゴジラがまったく「海」と絡まなかった作品というのも珍しい。
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